2008年03月12日

市民参加条例

今日は、昨日行われた各常任委員会の中で特に重要な案件について録音をずっと聞いていました。

本来、会派であればかく議員が分担すればいいものなのですが、いかんせん一人ですから必要であれば全部聞かなければならない状況です。


実は昨日の総務委員会で「市民参加及び協働に関する条例」が可決され本会議に送られました。

この条例をめぐっては千葉市議会始まって以来の珍事が起きました。

「市民参加及び協働に関する条例」は執行部(行政側)が提案したものなのですが、これに対し民主党と共産・ネットがそれぞれ修正案を委員会に提出し、執行部のものと合わせて3本の条例案が審議されるという事態になりました。

もともと市民参加条例は18年度からの5カ年計画の中で市民参加懇談会などを経て策定されたものでした。趣旨としては市民参加・協働の推進をはかり、市民主体の活力あるまちづくりに資するため制定するものです。

民主、共産、ネットが修正案を提出した主な理由は、策定の過程の中で十分な市民参加の機会を設ける努力が足りなかったこと、また内容についても官治主義的であり住民参加の実効性が保障されていない上に、パブリックコメントの手続きばかりが突出しているため市民参加条例としては不十分であるとしたからです。

市民参加、住民自治が言われて久しく、今頃になって千葉市も住民参加の条例を制定というのは遅すぎた感はありますが、一歩前進であることは間違いありません。

3本それぞれの違いについてですが、まず民主党案は執行部の原案を修正して、特に10人からできる政策提案制度を盛り込んだ点、共産・ネット案は、政策提案制度を500人とし、さらに住民投票制度、議会の役割を盛り込んだ点です。

原案については、市のホームページをご覧ください。
http://www.city.chiba.jp/shimin/shimin/somu/sannkajyoureipabukomekekka.html


テープで委員会のやりとりを聞くと実に活発な議論が行われていて、議会というのは本来こうあるべきだなと強く感じました。

審議の方法は、まず執行部案について説明、質疑、次にネット・共産案の説明、質疑、次に民主案の説明、質疑、最後に3本すべてについて討論、採決ということになりました。
次は本会議にかけれらるわけですが、修正案を出した会派が動議を出す出さないという話があって、どんな手続きで採決が行われるのか見当がつきません。

こういうイレギュラーな事態に対し、私はどう態度を表明したらいいか困っています。

3つともにそれなりの良さがあるし、不十分な点もあります。また、私も修正案を出せればいいのですが、無所属には認められていません。つまり、3つのものにして賛成か反対かしかないわけで、自分なりの考えを表明する手段がないためどちらにしても自分の本意にはそぐわない採決しかできません。

そもそも「自治」とは何かを考える基本的な設計図がない中で条例が策定され、さらに納得いかないと考える条例の修正案となってしまっているため、出した会派も自らの案に100%満足できていないというのが現状です。

全部に賛成するべきか、全部に反対するべきか・・・明日までに決めないといけません。
posted by 鈴木友音 at 17:12| Comment(0) | TrackBack(1) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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