2010年07月16日

新基本計画策定調査特別委員会

千葉市の今後の10年の設計図ともいえる基本計画の策定が進行しています。
来年の6月には議会で採決され、成立すればそこからスタートということになります。

この基本計画ですが、いままで8回作られてきたのですが、こうして議会の「議決事項」となったのは初めてです。

いままでは議会と市長部局は「一体」であったので、議決する必要性がなかったのですが、今は市長も変わって、議会も行政の監視役として目覚めた象徴もいえるような変更です。

これにあわせて議会で「新基本計画策定調査特別委員会」というものが発足し、今日から事務調査が行なわれました。

初回の今日は、行政が作った素案の説明を聞いて、意見を言うというものでした。

ちょうど今、この素案についての意見募集をしていますので、どんどん意見を届けてください。

千葉市新基本計画(素案)

素案ができて議論のたたき台になりますので、より具体的な意見が言いやすくなったと思います。

さて、特別委員会といっても、計画はあくまで行政が主体で作り、特別委員会はあくまでその過程で意見を言うだけという性格が強いようです。

委員会としても市民や専門家から意見を求めて、議員同士議論して行政に投げかけるというような形式にするには、今日の議論を聞く限りではハードルが高そうです。

よく行政への批判として「縦割り」という言葉がありますが、実は議会も「縦割り」ならぬ「会派割り」で、それぞれ意見や立場が異なるため議論してもまとまらず、結局は行政に個別に要望して、「あとは行政でとりまとめてね」という形式にせざるをえないというのが実情です。

議会が本当に市長と対峙して、権能を発揮するには、いままでのような「会派割り」の考え方を改めないといけません。

委員会で一番の議論となったのは、結局のところ千葉市としての「個性」をどう計画に入れていくのかということです。千葉市の場合、これといった個性があるわけではなく、これからの都市運営を通じて作り上げていく必要がありますが(作らなくてもいいんだという意見もあります)、じゃあ何をといったときに、市民も議員も思考停止に陥ってしまいます。

一応、素案の中でも「未来をつくる人材が育つまち」「みんなが協働し、支えあうまち」「訪れてみたい・住んでみたいまち」という3つの実現すべき個性としています。

わかったようなわからないような。おそらく論争になること間違いありません。

これまでタウンミーティングやワークショップ、アンケートでの意見を総合して考えられているので、基本的にはこれらを尊重しつつ、よりインパクトのあるかたちで打ち出すことが必要でしょう。
posted by 鈴木友音 at 17:43| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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