2010年06月16日

熊谷市長-就任1周年

昨年の市長選挙から1年が経ちました。市長ご本人もブログで想いを書かれています。

議員の私からみた市長の1年を振り返って、一言でいえば、想像以上に金策に苦しんでいるということです。

市長が議員時代だったときに、私と友人と数人で事務所にこもり、市の事務事業の仕分けを行ったのですが、どこをひっくり返しても殆んど事業を削れない、財源を確保できないという現実に直面しました。

その半年後には、急転直下の市長選挙となったわけですが、この事業仕訳の経験もあって、新たな財源を確保しなくても実現できるよう財政再建を主とした超現実主義的なマニフェストを市長は作ったのです。

そのため国の政権交代のようにマニフェスト不履行に陥る心配は全くありませんでした。

ただし、リーマンショック後の税収の大幅な減によって想像以上の苛烈な財政再建策をとらなければならなくなりました。

2月に公表された財政健全化プランに書かれているように4年間で1200億円程度の収支不足を埋めなければならないという途方もない航海を市長は先導しています。

今定例会にも提案されている公共施設利用料の値上げも含め、様々な歳出カットや負担増のメニューが次々に出されています。

議会では少数与党ということもあり、こうした厳しい緊縮財政について、押し戻されるような局面が度々でています。また、市民からも行政サービスのカットについて不満を持たれている声も多くあることでしょう。

今はまさに「千里の道も一歩から」という状態であり、財政再建に繋がるのかと疑うほどのど小さな予算であっても、断腸の思いで削らざるを得ない状況です。


・・・書いているうちに、就任1周年のことではなく、千葉市の現状になってしまいました。

とにもかくにも、市長は、千葉市にたまったツケを一気に吐き出そうと覚悟を決めてやっていることがよく伝わってきます。

千葉市の市長だけに限らず、お金のない自治体の首長は、感謝もされない評価もされない歳出削減ばかりですが、引き受けた以上はぶれずに進んでいくしかありません。
posted by 鈴木友音 at 18:56| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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