2010年05月28日

幕張駅にて

今朝は幕張駅で駅頭。新検見川に引き続き正副議長の選出方法が変更されたことや、さらなる議会改革の必要性を訴えました。

あとは、ギリシア財政危機の問題を地方自治体の財政破たんと比較して話をさせていただきました。

ギリシアには、私も学生時代にバックパッカーとして訪れたことがあります。アテネから船でエーゲ海の島に渡ったのですが、ストライキにあって島から出れなくなるという経験もしました。ストライキも多いですし、脱税はあたりまえ、粉飾決算もするし、選挙のたびに公務員が増えるという現象もあるようで、ドイツ国民が怒るのも無理がありません。

ギリシアの財政破たんについて、日本の過大な債務と比較して、日本も大丈夫かという論調があります。たしかに日本の債務残高は対GDP比では先進国の中でも圧倒的な高さなので、そう考える人が多くなるのは無理もありません。ただし、日本は同じくらい資産も多いので、すぐにギリシアのようになることはありません。

それとギリシアと日本を比較するのは少し無理があります。ギリシアはひとつの国ではありますが、ユーロを使っています。もし、ギリシアが独自の通貨を使っていら、為替相場が半端なく落ち込み、極端な通貨安で輸出や観光客の流入が増えるなどで、為替による経済の調整が行なわれるはずです。

しかし、ユーロなのでそうはいきません。結局、歳出削減に頼らざるを得なくなるのですが、歳出削減が続けが景気は落ち込み、税収もさらに落ち込むという悪循環になります。債権者の立場からすれば歳出削減はやむをえませんが、経済成長がなければ財政の健全化はありえません。

この状態は、日本の夕張市とよく似ています。財政再建のために税金や公共料金があがり、市民は逃げ出し、税収は落ち込むばかりです。赤字解消には平成38年までかかる計画です。

自治体が破綻すると当然、為替による調整は起こるはずもなく、ただひたすらに先の見えない国からの歳出削減を求められるだけです。債務の棒引きもモラルハザードになりますからできません。

こうなる前に、余裕のあるうちに規律のある財政状態にしておくことが肝心です。千葉市は今まさにその時です。今、健全化すれば十分に間に合います。
posted by 鈴木友音 at 19:01| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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