2009年10月21日

多摩市視察

ご存知かと思いますが千葉市では「脱・財政危機宣言」が出されました。

「脱・財政危機宣言」をしたからといって、来年度予算に向けた270億円もの収支不足が解消されるわけではなく、これから予算編成で聖域のない歳出カットをしていかなくてはなりません。

たいへん厳しい課題ではありますが、予算編成過程がこれまでになくオープンになりますので、市民の皆さまにもこの危機を乗り越えるためのお知恵を貸していただきたいと思います。

昨日のブログで書いた、財政の話はこの「脱・財政危機宣言」の前ふりでございました。

さて、今日は多摩市に視察に行きました。

テーマは、

・補助金の見直し
・議会改革

についてです。

補助金の見直しについては、多摩市は平成9年から実施していました。補助金の透明化のための基本的な指針を作り、外部委員会で必要性などを検証、また公募型補助金など「市民協働」の視点から新たな補助金制度を創設するなど、補助金見直しの「基本セット」といえるような改善を行っていました。

それでも、なかなか補助金をなくすというのは難しいようです。とはいえ、補助金についての事業カルテなどをしっかり作っており、ある程度の説明責任は果たされているなという印象を受けました。

議会改革については、私が最も必要だと考えてる決算審査の改革についてヒアリングをしてきました。

多摩市議会の決算審査の最大のポイントは事業評価を行い、さらに評価対象の事業について公開の場で議員同士の討論が行われている点です。

一番驚くのは、決算審査に関係し執行部から出される資料の充実振りです。全事務事業の評価シートが添付され、来年度以降の各事業の考え方について報告しているため、次期予算にむけた事業審査がよりできやすくなっています。

どんなにいい資料があっても、結局は議員の技量が次第ではありますが、多摩市では当たり前のように予算修正や決算不認定行われて、生産性はともかく、自由闊達な議論が行われていることがよくわかりました。

千葉市議会では決算も予算も同じような審議の進め方をしているので、特に決算に政策評価の仕組みを取り入れて、予算審議と異なる特徴を持たせたほうがいいと感じました。

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posted by 鈴木友音 at 21:19| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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