蛇足ですが、今朝は中央線で人身事故があり、総武線も東西線もダイヤが乱れていて、都内に通勤するサラリーマンにとってはたいへんな1週間のスタートになったことでしょう。私も予定時刻から遅れて国分寺市に到着しました。
さて国分寺市では庁内に調達推進委員会が設置されて、あらゆる行政による調達について公正な仕組みになるような具体的な方策の実施を進めようとしています。
公契約についての問題と言えば、これまでは透明性・競争性が乏しく税金の無駄遣いの温床であったり、特定の実力者が受注に関与していたりなど不正競争に関わることが主でした。
一方で、入札に関わる不正がマスコミで取り上げられたり、財政状況の悪化で工事価格を引き下げたいということから、昨今では制限がほとんどない一般競争入札などが急拡大してきました。その結果、ダンピングや下請け会社の労働者が非常に低い賃金が従事させられてるなど、新しい課題も増加しています。
そして残念ながら、両方の問題をクリアする完璧な契約制度というのは現状では存在せず、各自治体では試行錯誤を続けている状況です。
国分寺市では、こうした問題も含めて、環境配慮や地域貢献など広い見地から全庁的に調達の方法について正面から取り組もうとされています。
ただし非常に難しい点も多く、できる部分から順次試行しており、具体的な施策の実施はまだ先になるようです。
そもそも国分寺市では平成14年に議会で採択された陳情が発端となって、こうした取り組みを行っているそうです。その陳情は、公契約条例の制定や契約先の労働者の賃金の適正な確保などを要望したものだったそうです。こういういかにも執行部(行政)が嫌がりそうな陳情というのは、旧態依然とした議会ではなかなか採択されないものです。その点で国分寺市の議会は機能しているように感じます。
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