2010年03月23日

妊産婦歯科検診の請願について

今朝は幕張本郷で駅頭をしていました。定例会のお話をさせていただきました。

さて、今回の議会で、公費助成で受診できる妊婦と産婦の歯科検診について、市内の「すべての」歯科医療機関で受けられるようにしてほしいという請願がでていました。

市内には550くらいの歯科があって、そのうち300くらいでこの春まで妊産婦の歯科検診が無料で受けられるようになります。今後もさらに受診できる機関が増えることも確実です。

もともとこの歯科検診が導入されたのは、平成20年の9月議会で私が取り上げて、実は千葉市だけが妊婦の歯科検診助成制度がないことを明らかにして、導入を求めたことが発端です。

その後、市はすぐに導入の検討を開始しして、平成21年度から同制度をスタートさせるという、かなりの短期間で導入にこぎつけていただきました。

私が議会で取り上げる際に想定していたのは、市の財政状況もあって、「妊婦」に限っての「集団検診」で導入してコストのかからない方法での導入を考えていたのですが、実際には市は様々な集団検診を歯科医師会にお願いしていることもあり、物理的に難しく、かつ妊婦の利便性を考えれば近くの歯医者でいつでも受けられほうがいいということで、「個別」で制度設計がなされ、さらに「妊婦」だけでなく「産婦」にも拡大して受診できるようにしました。

結果として私が考えていたよりもコストがかなり増えてしまったのですが、それでも市は検診の重要さを理解してもらい、使い勝手のよい制度にしてくれたものと高く評価しています。

歯科医師会の協力もあって、本来5000円くらいかかるような検診を市の財政事情もあって1800円の市の助成の中でやっていただけるような工夫もしてもらい感謝するばかりです。

今回の請願にもあるように全ての歯医者さんで受診できることが望ましいわけですが、しかし、歯医者さんの善意の協力によって成り立っている部分があり、「全て」のということで、いわば市が半強制的にお願いするということは現実には不可能です。

やはりそれぞれの歯医者さんによって経営や検診の考え方があり、それを無理に曲げてもらうわけにもいきません。

私は妊婦歯科検診の導入を求めてきた議員ですので、請願に大賛成したいのが本音ですが、しかし、こういった経過を知っている分、現実的に無理なことに賛成するわけにもいきません。

請願の内容が「すべての」ではなく「可能なかぎり多くの」ということであれば賛否に悩む必要もなかったのですが・・・。

いずれにしても、自らの提案で実現した政策が、多くの市民に享受され、こうして請願が出されるまでに認知されるようになったことは、議員冥利につきます。

これからもお金はかけられないけれども、より子育てのしやすい環境を作るための政策を提案してきたいと思います。
posted by 鈴木友音 at 18:50| Comment(2) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
×

この広告は1年以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。