2010年03月31日

住民訴訟と権利放棄

さて今日は都内で「住民訴訟の賠償請求判決と議会・市長・職員」というセミナーを受講してきました。

法律分野の専門的な内容で理解するのが難しいセミナーでした。しかし、地方自治や民主主義の根幹にかかわる問題であり、たいへん興味深いテーマでした。

以下内容をまとめますが司法・法律の用語はわからないので、言葉の使い方に間違いがあるかもしれませんがご了承ください。

昨年の12月に神戸市で外郭団体に派遣していた市職員の給与を条例の根拠なく補助金という形式で実質的に支給していたことについて、外郭団体と市長に対し返還を求める住民訴訟が起こされ、神戸地裁で違法という判決が出され48億円を返還すべきとしていました。

この判決は大阪高裁でも認められ、最高裁では不受理となりました。よって神戸市は市長や外郭団体に対して48億円を返還する賠償請求権があることが確定したことになります。

地方公共団体は何かしらの損害を受けた場合に損害賠償請求をすることができます。たとえば市長が職務の中で不正な支出を行った場合に、地方公共団体(上の例であれば神戸市)は市長に対して損害賠償を請求することができるのです。

しかし、市長と市は当然一体のものでありますから実質的に賠償請求をすることはほとんど考えられないわけです。

そこで住民訴訟という制度で住民が司法を介在させて司法から地方公共団体に対して損害賠償をするよう義務付ける訴えを起こすことができます。

ところが、今回、神戸市の訴訟で問題となったことというのは、神戸市の市長に対するの損害賠償請求“権”を議会の議決によって放棄してしまったのです。

しかも、地裁の判決後にです。

地方自治法では権利の放棄については議会の議決が必要です。実際、千葉市も債権放棄など議会で議決されいます。

裁判の途中で議会が権利放棄を可決したとなると、地方公共団体の賠償請求権そのものが消滅するのですから、請求権の行使をさせるための住民訴訟そのものが成立しなくなります。

したがって、議会の議決は地方自治法で認められたものではあるが、係争中に議決するということは住民訴訟そのものを無力化するもので、「議決権の濫用」ではないかということが問題になります。

これまでは、議会も住民から直接選ばれた代表者であるから、権利の放棄は地方自治法に規定された議決でもあるため「議決権の濫用」とまでは言えないとされていたのですが、今回はついに高裁は「濫用」であるとしたのです。

したがって、神戸市の議会の議決が効力を生じないものとなりました。

住民訴訟も議会も民主主義と地方自治の根幹にかかわる重要な制度ですが、両方の制度が真に住民のための制度としてどうあるべきかを考えさせられる問題です。

また、地方自治体が地方分権の中で「法治主義」が徹底されてないこともよくわかりました。

千葉市でも先の定例会では付属機関を条例設置としましたが、これもそのひとつの事例です。
posted by 鈴木友音 at 23:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年03月30日

政務調査費の返還勧告について

今日は今年度分の政務調査費の整理をしていました。
たまりにたまっていたので時間がかかってしまいました。

さて今朝、新聞各紙で千葉市議会議員14人が2008年度に支出した政務調査費について返還を命じる監査委員勧告が出されたことを報道しています。

私は返還の対象となる支出を行っておらず14人には含まれていませんが、いち議員としては、この返還命令の一部については納得のいくものと言いきれない部分もあります。

もちろん勧告の内容は、市の政務調査費マニュアルに沿ったもので、その意味では妥当ですが、マニュアル自体が過去の判例などを参考にして作っており、議員の活動の実態とはかい離した部分があると感じています。

私自身は、こういう厳しい経済情勢や千葉市の財政状態を鑑みて、議員の政務調査活動にも「コストパフォーマンス」を求められる時代になったと考え、極力、費用支出を伴わない調査方法を選択するように心がけています。

しかし、議員として様々な活動を行えばそれなりの経費は発生してきます。

特に「政務調査活動」と「政務調査活動以外の議員活動」との違いは曖昧で、たとえば事務所の経費を政務調査費とそれ以外の部分で2分の1に按分するとなっていますが、やはり定量的に計算することはできないですし、様々な活動を通じて市民や支援者の方から市政に対する様々な意見をいただきそれを反映させることも重要ですから、2分の1が本当に妥当であるかは疑問です。

私は事務所もアルバイトもないのでたいして政務調査費を使いませんが、たとえば現在の速報ベースで、私の平成21年度の政務調査費は180万くらいです。(たぶん全議員で最も少ない)

千葉市議会では一人当たり年間360万円ですが、仮に私が事務所とスタッフを抱えていたとして月20万×12カ月とすれば240万円となり、超過する60万円は持ち出しとなります。

実際には適正な支出の中で、政務調査費では足りず多く持ち出しをしている議員もたくさんいます。

支出の透明性は政務調査費を完全公開しているので担保されていますから、あとはどういった内容を政務調査費とみるのかについては、よくよく考える必要があるのではないかと思います。
posted by 鈴木友音 at 18:02| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年03月26日

千葉でカジノ構想?

さて、今朝の新聞で森田県知事が成田空港に外国人専用のカジノを作ってはどうかという発言をしたことが各市で報道されています。

千葉市でもカジノを誘致する超党派の議連が立ち上がろうとしています。私も誘われています。

カジノといっても実際には「カジノを含む」ホテルやエンターテイメント産業を誘致しようという趣旨だと理解しています。

これまでは日本でのカジノ特区は不可能といわれてきましたが、政権交代によってにわかにカジノ誘致が各地で話し合われています。

ただ、私はあまり興味がありません。

いまいち何のために誘致するのかわからないからです。

千葉市は基本的にベッドタウンであり観光地ではありません。

そこでカジノのような産業を誘致した場合に、良好な住環境を提供していくという都市イメージとどれだけ整合性がとれるのかが疑問です。

誘致するのであれば、その税収は全て教育や子育て環境の整備に使うくらいのことでなければ、市民の理解はほとんど得られないのではないでしょうか。
posted by 鈴木友音 at 18:48| Comment(6) | TrackBack(1) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年03月25日

花見川保健福祉センター

今日はこの4月からオープンする花見川保健福祉センター竣工記念式典に出席してきました。

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保健福祉センターは市内全区に各1か所ずつ整備されており、この4月から新たに花見川区と稲毛区で供用が開始され、市内すべての整備が完成しました。

保健福祉センターというのは、要するに「健康や福祉の相談であれば、とりあえず保健福祉センターに行きましょう」という施設です。

妊婦や乳幼児の健康や、高齢者の介護など、集団検診なども行われます。

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これまで花見川区の保健センターはこてはしにあったので、総武線沿線の住民にとっては不便でしたが、保健福祉センターは区役所の隣にできたのでずっと訪れやすくなりました。

また、福祉に関するボランティアの拠点にもなるので、福祉政策を充実させるための官民の連携が期待されます。

厳しい財政事情の中、せっかく作ったのですから、有効利用されなくてはなりません。

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↑栄養実習室

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↑窓からは花見川の桜がよくみえそうです。
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2010年03月23日

妊産婦歯科検診の請願について

今朝は幕張本郷で駅頭をしていました。定例会のお話をさせていただきました。

さて、今回の議会で、公費助成で受診できる妊婦と産婦の歯科検診について、市内の「すべての」歯科医療機関で受けられるようにしてほしいという請願がでていました。

市内には550くらいの歯科があって、そのうち300くらいでこの春まで妊産婦の歯科検診が無料で受けられるようになります。今後もさらに受診できる機関が増えることも確実です。

もともとこの歯科検診が導入されたのは、平成20年の9月議会で私が取り上げて、実は千葉市だけが妊婦の歯科検診助成制度がないことを明らかにして、導入を求めたことが発端です。

その後、市はすぐに導入の検討を開始しして、平成21年度から同制度をスタートさせるという、かなりの短期間で導入にこぎつけていただきました。

私が議会で取り上げる際に想定していたのは、市の財政状況もあって、「妊婦」に限っての「集団検診」で導入してコストのかからない方法での導入を考えていたのですが、実際には市は様々な集団検診を歯科医師会にお願いしていることもあり、物理的に難しく、かつ妊婦の利便性を考えれば近くの歯医者でいつでも受けられほうがいいということで、「個別」で制度設計がなされ、さらに「妊婦」だけでなく「産婦」にも拡大して受診できるようにしました。

結果として私が考えていたよりもコストがかなり増えてしまったのですが、それでも市は検診の重要さを理解してもらい、使い勝手のよい制度にしてくれたものと高く評価しています。

歯科医師会の協力もあって、本来5000円くらいかかるような検診を市の財政事情もあって1800円の市の助成の中でやっていただけるような工夫もしてもらい感謝するばかりです。

今回の請願にもあるように全ての歯医者さんで受診できることが望ましいわけですが、しかし、歯医者さんの善意の協力によって成り立っている部分があり、「全て」のということで、いわば市が半強制的にお願いするということは現実には不可能です。

やはりそれぞれの歯医者さんによって経営や検診の考え方があり、それを無理に曲げてもらうわけにもいきません。

私は妊婦歯科検診の導入を求めてきた議員ですので、請願に大賛成したいのが本音ですが、しかし、こういった経過を知っている分、現実的に無理なことに賛成するわけにもいきません。

請願の内容が「すべての」ではなく「可能なかぎり多くの」ということであれば賛否に悩む必要もなかったのですが・・・。

いずれにしても、自らの提案で実現した政策が、多くの市民に享受され、こうして請願が出されるまでに認知されるようになったことは、議員冥利につきます。

これからもお金はかけられないけれども、より子育てのしやすい環境を作るための政策を提案してきたいと思います。
posted by 鈴木友音 at 18:50| Comment(2) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年03月20日

千葉市議会の長い2日間

さて、お知らせしたように、熊谷市長初の予算案は原案では議会を通過しませんでした。一部事業費の修正を自民・公明・新政ちばが行い、その3会派で修正可決となりました。

市長支持者の立場としてはもちろん悔しい思いもありますが、とは言え、自分は議会人ですので、千葉市議会が2元代表制の権能を発揮したものだと好意的に受け止めています。

特に、最後の18日、19日は、間違いなく千葉市の憲政史上に残る2日間だったと思います。

その場にいて、質疑や討論も行うことができ本当に幸運であったと思います。

もちろん、自民党のような歴史のある大組織に厳しい質疑や討論を行わないといけないので、久しぶりにシビれるというか、たいへんなプレッシャーを感じながらの登壇でした。

地方自治体というのは、国と異なる2元代表制で、議場では議会VS行政という展開で審議が行われます。

したがって、議会の会派同士が激論を戦わすという場面は、ほとんど見ることはできません。(議会運営委員会や幹事長会議など非公開の会議では舌戦が繰り広げられていますが・・・)

予算委員会や本会議など傍聴人やネット中継をされる中、夜中まで長時間にわたり議員同士がそれぞれの立場で議論する姿は、これこそが議会本来の姿であると私は思います。

議員同士が思う存分に意見を戦わせ、最後は採決で議会の意思を行政に示すという地方議会の本質を私は見たような気がします。

さすがに、議論が長時間になってくると、途中から感情的になったりして、議員の本音がわかり、どの意見も深く考えさせられ、立場が違えど大いに納得させられる場面がほとんどでした。

これからも、こうした議会が続くのかはわかりませんが、今回は何もかもがはじめてのことばかりでしたし、自分としては悔しい思いもしましたが、いつか振り返ったときにこの2日間を境に議会は変ったのだと言えるようにしたいと思います。
posted by 鈴木友音 at 17:52| Comment(1) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年03月19日

熊谷予算通過せず

残念ながら市長原案は議会を通過しませんでした。

以下、私の行った討論を掲載します。

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討論
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議案第7号千葉市一般会計予算案に対し、予算特別委員会委員長報告に反対し、市長提出の原案に賛成の立場から、議案8号〜25号のほか関連予算案については委員長報告に賛成の立場から討論を行います。

今回の予算編成に当たっては、景気の悪化で市税収入が大幅に落ち込む一方で、公債費、生活保護費や少子高齢化に対応する扶助費の増大から、324億円というかつてない収支不足に直面するなかで、市長をはじめ執行部の皆様におかれては、昼夜問わず予算編成に奔走されたことに、まずは敬意を表するものです。

千葉市はすでに平成20年度から第2次5カ年計画を見直した上で、緊縮型の予算を組み歳出削減を図ってきたことから、今回の予算はまさに乾いたぞうきんをさらに絞るという困難を極めた編成であったことは容易に推察できます。

昨年6月の市長就任まで遡って、今回の予算案となるに至る経過を検証していきますと、市長は選挙当選の翌日から執務を開始し、わずか1週間のうちにモノレール延伸凍結を発表し、また蘇我スポーツ公園の整備規模を大幅に縮小させることを決断するなど、千葉市の財政危機の一旦となった大型公共事業の見直しを行ってきました。

さらに、千葉市版事業仕訳ともいえる外部委員による事務事業評価では、事業の必要性について事前に一般市民からの意見募集をし、また会場での意見表明もできるなど、国や他市での事業仕訳と比較しても最も先進的といえる手法で実施したことは評価できるものであります。

同時に、千葉県との関係改善に努め、市長・副市長による県との度重なる交渉を通じて、子ども医療費助成の県単補助金を定額1億円から定率の6分の1まで引き上げ、実質1億円を超える歳入を確保されました。これは、これまで千葉市が政令市移行に伴う千葉県との覚書により、本来、市がもらえるべき県支出金について他政令市、県内他市と比較しても極めて不当な扱いを受けてきましたが、20年近くもかかって、これまで県が認めてこなかった定額補助から定率補助へとなり、今後さらなる県からの歳入確保について大きな風穴をあけるものであります。

このように市長就任直後から、直面する千葉市の厳しい財政事情に真正面から取り組むとともに、10月には財政危機を乗り越えるための市民の理解と協力を求め、借金を先送りして未来にツケを残すのではなく、未来に希望が持てる千葉市を作るために「脱・財政危機」宣言をされました。

しかし、このような果敢な取組みにもかかわらず、324億円という予想を超える収支不足に直面し、公共料金の見直しを含めた歳入確保、あらゆる既存事務事業の見直しによる歳出削減をせざるをえず、市民生活への影響に極力配慮したとはいえ、見直し対象事業の関係者を始めとした市民に対しての実質的な負担増とならざるを得なかったことは、市長もしても苦渋の決断であったと考えます。

今回は、324億円もの収支不足を埋めるため、限られた時間の中でこれまでにない大幅な歳出カットをせざるを得ず、また国からの地方交付税交付金や景気動向による歳入のブレを予算編成の最終段階まで見極めざるを得ず、事業の存廃の判断をギリギリまで熟慮した結果として、市民や関係者に対し十分な説明と理解を求めることが後手になってしまったことは止むえないものと理解します。

本会議においても市長は関係する市民に対して「お詫び」をしたいとの発言をされておりましたので、個別の事業の廃止についての優先順位付けや市民・関係者への説明について、議会からも特に多くの批判と懸念の声が出されたことについて、真摯に受け止めているものと承知しております。

また、厳しい緊縮予算となったものの、定年退職以外の退職手当20億円、国民健康保険事業特別会計への赤字繰出金28億円の計48億円が当初予算への計上を見送られたことは、積み残された大きな課題であるといえます。今後の予算執行段階では、決して減収補てん債などの外的な歳入を期待することなく、さらなる徹底した業務の見直しなど行政のスリム化により、この課題を乗り越えていかねばなりません。

したがって、この点を考慮すれば、すでに各会派より出されている修正案・動議については、その内容、思い、それぞれに理解できるものではありますが、市長原案の中で削減対象となった事業を復活させることは極めて困難であり、結局は過去のツケを将来に先送りしただけの修正案であります。ましてや、一般会計全体からみればほんのわずかな予備費を削って戻すことは大きな問題でありす。

たとえば平成20年度決算を見てみますと、3億円の予備費のうち1億3千万円が法人税の還付金として活用されております。この度の不況が続く中、さらなる還付金の増大も予想され、実質的な予備費は3億円という数字以上に少なく、また、地震やゲリラ豪雨といった災害において一時の緊急的な予算として確保している点を考慮すれば、不測の事態において行政が迅速に対処するという危機管理の観点からも少ない予備費をさらに削ることは到底認められるものではありません。

したがって、その思いついては理解できますが、たいへん残念ながら賛成はいたしかねます。

それでは、平成22年度予算案の個別の施策について指摘・要望・評価すべき点を合わせて所感を述べさせていただきます。

まず、地域活動についてですが、自治会への行政事務委託費が、世帯当たり400円から300円に減額することで、議会や自治会関係者などから多くの懸念の声が上がり、他会派の修正案・動議においても復活を求める意見があります。

さらには敬老会事業や古紙・布類の集団回収に対する奨励補助金も減額になるなど、厳しい財政状況の中でこれまでの活動に対する市からの助成が減少することで、今後の市と自治会との関係性について再構築が求められる事態になったと認識します。

これまでは各局ごとに自治会に対して様々な依頼とそれに対する助成金を拠出してきたわけですか、今後は市役所全体として市民自治を推進する上で自治会に対してどういった役割を期待し、また個別具体的などんな活動に対して、資金はもちろん、物品や人を含めた有形・無形の支援の方策について関係者との話し合いや、基本計画、自治基本条例などの策定を通じて方向性を示していく必要があると考えます。

今回は、300億円以上もの途方もない収支不足の中での市長の苦渋の決断であり、今後、市長自らも市民への理解を求める説明を果たしていただきたくものと認識しております。特に超高齢化の進展や、空き地・空き家対策など、地域社会の中でこれまで想定し得なかった困難な問題が出てくることも予想されますので、自治会や市民団体をはじめとした地域の多様な主体にたいして一層の物心両面での積極的な後押しをして、安心・安全の住環境整備に取り組まれることを要望いたします。

次に高齢者福祉についてです。こちらも予算案では、敬老会事業やはり・きゅう・マッサージ施設利用助成、ことぶき大学校運営、シルバー健康入浴などいわいる高齢者の生きがい対策にかかわる事業が軒並み減額されており、これらの事業から直接の受益を受けていた市民の皆様にとっては、本当に残念な思いを強くした方も多くいらっしゃるかと思います。

一方、厳しい財政状況にあっても、高齢者福祉関係予算全体をみると、高齢化率が年々高まる中で、平成21年度一般会計予算約95億7千円から平成22年度105億2千万円と実質約9億5千万円増加しております。この中には、認知症コールセンターや成年後見人センターの設置、不足する介護施設スタッフの確保事業など、日常生活を営む上でのより困難なケースに重点的に配分する配慮が見られます。

今後、さらに高齢化が進展し高齢者福祉にかかる事業費が増加する一方で、財源は少子化による生産人口の減少から大きな税収増を見込めない中、高齢者が生き生きと自分らしく生活していただくための福祉施策をどのように展開していくかは、千葉市だけでなく全ての自治体において最重要課題となっています。

そのため、幅広く高齢者を対象とした「生きがい対策事業」から、より困難な事例に対応するための在宅福祉サービス事業や介護事業により一層の重点配分せざるを得ない現実があります。

そうした中、近年削減傾向にある「生きがい対策事業」についても、高齢化率の高まりにより財政的に重い負担となるから単に削減していくということではなく、むしろ、高齢者の知識と経験が社会に還元されるような環境整備を充実させていただくことを望みます。

次に、難病対策についてです。難病疾患見舞金については、事務事業評価対象となり、外部委員から廃止すべきという評価が下されたものです。しかし、いくらかつてない未曾有の収支不足の中でも、毎月のお見舞い金を待っている難病患者の立場を考えると、市長にとっても最も悩まれた削減ではなかったのかと推察されます。

現在、難病対策としては、国の医療費負担軽減や市独自の見舞金を除くものとして、難病患者への介護手当支給事業や居宅生活支援事業がありますが、その実態は平成20年度の千葉市保健福祉局事業概要から確認すると、ほとんど利用されていない状況です。

難病と一口にいっても疾患によって患者の生活状況は大きく異なるはずです。これまでの難病見舞金のようにそれぞれ難病の特異性にかかわらず一律にを支給することについては財政状況から困難であるとするならば、現状では市としてほとんど把握されていない各疾患における患者の生活実態について、患者だけでなく医療関係者・研究者の意見を聴くなど可能な限りの工夫をして調査することで、難病患者の隠れたニーズを見つけ出し、代替となる新たな事業を創設するよう求めます。

次に子育て支援についてです。まず、後期次世代育成支援行動計画の策定に当たってワークショップなどで子どもの意見を直接聞き、同プランの中でも一層の子どもの参画を促していく方針を明示し予算に反映されたことについて高く評価します。

子どもの参画は、子どもが社会の一員として必要とされ、また多くの大人から見守られているとこに気づかせることで、自覚と責任をもち、また郷土への愛着がさらに深まり、将来にわたって千葉市や社会で貢献できる人材を育成する上での貴重な体験の場となることは間違いありません。

また、経済不況や女性の社会進出、若者の非正規雇用の増加による低収入などの環境変化により共働き家庭が増える中、待機児童対策は緊急の保育需要はますます高まっています。こうした中、「待機児童解消に向けた新整備計画」を策定し、同計画に基づき平成22年度予算においても従来の緊急3カ年計画の計画値から、定員数の積み増しを行い、さらに今後4年間で2,429人分の保育需用に対応するとしたことは、これから子どもを産み育てていく世代にとって大きな朗報です。

さらに子ども医療費助成については入院医療費ついて対象を小学校就学前から中学3年生までに引き上げたことも、この間の議会で市長がたびたび答弁されている、より困っている人へのピンポイントの施策であると考えます。本来、マニフェストでは小学校6年生までとしていたところ、議会による請願の採択もあり、中学校3年生まで引き上げたことは英断であったと言えます。

最後に財政再建への取り組みについては、すでに平成25年度までを取り組み期間とする財政健全化プランが策定され、その初年度が今回の22年度予算案となります。

千葉市の今の財政状態は、これまで急速な都市基盤整備や国の景気対策も絡んで公共事業を無理に推し進めてきたばっかりに、残念ながら全国の自治体が今後、直面する問題を先取りしてしまったといえます。

通常の自治体であれば、少子高齢化の進展に伴って扶助費を主とする義務的経費が増大し、将来的に収支不足に直面するものが、千葉市では扶助費増大の前に、公債費という義務的経費が償還のピークを迎えてしまい、平成30年以降、公債費の負担が減少したとしても、それ超える扶助費が増加することを考えれば、今現在の歳入・歳出構造を前提とした行財政運営では永遠に借金に依存し続けることになります。

今度の財政健全化プランでは現行の財政健全化法において早期健全化団体への転落となる実質公債費比率25%を超えないための計画ではありますが、国の押し付ける財政健全化の枠組みをこえて、千葉市が自主的に将来にわたって、借金に依存することなく、持続可能な財政状態を取り戻すために着実な推進を望みます。

そして、今回の予算案が成立すればその大きな第一歩となるものと確信しております。

今回の予算案について、多くの場面で熊谷市長は「将来世代に対する責任を果たす、未来を守る」という発言をされております。私も市長と同じ1978年生まれでありますが、おそらくバブル以降の政治経済状況の中で育ってきた世代の多くは、将来不安を常に抱きながらずっと過ごしてきていますので、一刻も早く将来に希望を持てる未来を作っていたいと願っています。

今の社会情勢について、例えば新卒者の内定状況をみてみますと超就職氷河期の再来ともいえる事態になっています。私はまさに前回の超就職氷河期のまっただ中におりましたので、なかなか内定がもらえないという様々な報道や直接の声を聞くたび、就職が決まらずに途方にくれていた当時の友人のことなどを思い出して、胸が締め付けられるような思いがします。

これからの私たちの後に続く世代にはこのような同じ思いをしてほしくない、思いをさせないそういう社会を作る責任があるのだと強く感じています。

だからこそ、私はまず千葉市のこの危機的な財政状況を脱し、将来に責任ある財政状態を作る必要があると思っています。それこそが、安定した財政基盤を作り、その時々で本当に困難な人々に対し柔軟に的確に財源を充てることが可能となり、結果として将来不安を取り除くことにつながるのだと考えます。

したがって、今回の熊谷市長提案の予算案こそが、過去に積みあげてきたツケを将来世代に残さないための、まさに不退転の決意が反映された予算案であり、「未来を守る予算である」と私は確信しております。

どうか、同僚・先輩の議員の皆さまにおかれましては、この点へのご理解を賜り、市長提出の予算原案に賛成していただくよう強くお願いを申し上げまして、私の討論といたします。
posted by 鈴木友音 at 20:44| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

熊谷予算案は委員会で否決

熊谷市長が議員の当時からずっと意を同じくして、市長選挙もともに闘った仲間としては、否決は本当に残念です。

しかし、議会もまた民意であります。

まだ明日の本会議の採決がどうなるのかわかりません。

とりあえず、今日私が自民党と共産党の熊谷予算を組み替える動議についての質疑を行いましたので、その項目だけお知らせします。

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1回目
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【自民党への質疑】

まず動議のうち1の「組み替えを求める理由」についていか伺います。

1.「不徹底な事業見直しにより発生する収支不足を市債管理基金から借り入れようとしている」との指摘がありますが、自民党として市債管理基金からの30億円の借り入れを行わないための具体的な方策についてお示しください。

2.「苦労のいらない人件費の削減にも手をつけ、最後の砦を使っている。」との指摘があるが、今回の職員給与の見直しは明確に反対するということでよいのでしょうか。また、反対する場合には、人件費を戻した時にかかる増額分36億円についてどのように捻出するべきと考えるのかその具体的な方策もあわせてお示しください。

3.「この中途半端な行財政改革では、将来世代にツケを先送りすることになり、断じて認めることはできない」としているが、そもそも将来世代へのツケである1兆円を超えるまでに市債残高が積み上がってしまった原因は何とお考えか、ご見解をお聞かせください。

次に3の組み替えの内容について個別に伺います。

4.新規事業である成年後見支援センター設置にかかる2250万円については、その経費の多くが既に在籍している市職員2人の人件費と思われるが、同センターの設置を見直すことで、実質的にいくらの削減効果を見込んでいるのか。

5.「市長自らがわざわざ出向く必要性が低いと思われる出張経費を見直す」として、ホームタウン推進のためのキャンプ地激励経費と国際経済交流のうちヒューストン市への渡航経費で計237万円を上げているが、これは単に市長の出張をやめさせるということなのか、それともこれら事業そのものを取りやめるということなのか、それぞれについてお聞かせください。

6.区民ふれあい事業3090万円のうち、区民祭りを含む自主事業の中身の見直しと、区民対話会の凍結を求めているが、結果として自主事業の見直しによる削減効果額と、区民対話会の凍結により削減効果額はいくらになるのか

7.特別養護老人ホーム「ゆうゆう苑」の施設整備助成9,942万円については、私も一般質問を聞く限りでは当法人の運営には多くの疑義があったことは理解いたしますが、しかし、仮に「ゆうゆう苑」が辞退したとしても、特養ホームの待機者が現在約1900人もいらっしゃる現状を考慮すれば、この財源は直ちに新たな事業者を公募して、特養ホームの整備に活用されるべきと考えるが、ご見解をお聞かせ下さい。

8.東京事務所運営2510万円について、活動拠点を庁舎内に設置するか、若しくは規模を縮小し、経費削減に努めるとしていますが、東京事務所運営にの経費のうち現在入居している都市センターの支払い賃借料は1300万円程度であるので、結局のところこの見直しによる削減効果額はいくらと見積もっているのか

9.小学校給食調理委託化2億9535万円については、委託による経費増の縮減を図るか、若しくは委託を中止し、直営業務への再検討を求めるとしています。しかし、今回の委託化によって市の実質的な費用増は約7000万円程度でありますので、この見直しにより経費の圧縮がどの程度見込まれるのか

10.また、今年度末を持って23人の調理業務の職員が退職するが、委託化を中止した場合に、(委託であればすでに来月からにむけた準備に入っている)この4月8日から開始される給食の調理はどうすのか、人員補充を含めた体制整備の具体的な方策があればお示しください。

11.市営住宅宮野木第1団地第二期建替(1億5150万円)については規模の縮小を図るとするが、当該事業は45%にあたる6750万円が国からの交付、さらに8300万円が市債を活用することになっているため、市が自由に使える一般財源は340万円にすぎません。そこで、宮野木団地の立替について具体的に個数を何個減らし、その結果、市が実際に活用できる財源がいくら捻出されるのかお聞かせください。

12.舗装改良のうち、特定経路などのバリアフリー事業(1億2100万円)については、出来る限り事業の延期を求めるとしているが、同事業の財源は1億2100万円のうち1億2000万円が市債であため、延期による経費削減の効果額はキャッシュフローで実質100万円になると思いますが、延期により市が実際に活用できる財源がいくら捻出されるのかお聞かせください。

13.自主財源を確保するということでネーミングライツや寄付、新たな広告収入、自動販売機の目的外使用料の適正化をあげているがどの程度の収入増となると見込んでいるのかお答えください。

14.また、これらの収入増加対策はすでに財政健全化プランに掲げている取組みも含まれており、本来であれば今後4年間で見込まれる1321億円もの収支不足の補てんに使われべきもので、この収入を動議で求めている削減された事業を復活させるための財源に充てることは、結局のところ将来の収入の先食いをしていると考えるが、ご見解をお聞かせください。

15.県単独補助金の一般市並みの支出を求めるとして14億4320万円の歳入を見込まれているようですが、千葉県の来年度予算案には千葉市に対してこれだけの額の補助金を出すという内容が盛り込まれているのかお答えください。

【共産党への質疑】

1.昨年における動議との大きな違いは何か

2.組み替えの内容で大型開発公共事業の見直しとして千葉駅西口再開発、黒砂台線、蘇我スポーツ公園、新港横戸町線の整備の4つの事業を上げておりますが、すでに完成近くまで進捗している事業もありますが、見直すとした場合に、具体的にどのように見直した方がいいとお考えか、また、事業をどのように収束させていくのかお聞かせください。

3.蘇我スポーツ公園整備について6億1150万円の歳出を削減するとされています。これは債務負担により既にURに取得してもらった土地を千葉市が再取得しないということになり、すなわち債務不履行に当たると思いますが、これにより千葉市の返済能力について市場に動揺を与え、結果として千葉市の資金繰りに多大な影響を与え、結果として市民生活にも大打撃を与えかねないことがと、考えますがご見解をお聞かせください。

4.雇用の機会を増やすとしてますが、長期に安定した雇用をどういった業種でどのように生み出すべきとお考えかお聞かせください。


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2回目
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動議において削減や見直し対象となっている事業の総事業費は7億6892万円でありますが、現実的に見直すことができ、ほぼ確実に他の事業費に回すための財源となりうるのは多く見積もってもわずか8000万円程度にすぎません。

従って、執行部の予算原案で減額された事業について復活させた場合の事業費3億6000万円を捻出するには遠く及ばず、また、ご提案された広告料収入などの収入確保策により不足分を補ったとしても、それは本来今後の収支不足を補うために必要な収入であり、それを使ってしまうことは、結局、組み替え動議の提案理由である「将来世代にツケを先送りすることになり、断じて認めることはできない。」という考えに反するものではないかと思われます。

そこで、お尋ねしますが、将来世代にツケを先送りしてしまうのは、執行部の予算原案ではなく、むしろ自民党の組み替え動議のほうであると思われるが、ご見解をお聞かせください。
posted by 鈴木友音 at 00:04| Comment(4) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年03月18日

議会が・・・

かつてないほど長引いています。

議論が白熱しています。
posted by 鈴木友音 at 21:28| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年03月16日

一般質問4日目

今日は新聞などで、自民党が予算の組み替え動議を提案するという報道がありました。中身については、まだよくわからない状況です。

他の会派も動議の準備をしているというような話もでていますので、18、19日の採決では、市長案が可決されるか全く見通しが立たない状況になりました。

なんとも複雑な心境です。ある意味で議会が活性化しているともいえますが、自分自身が支持する市長が誕生したことがきっかけなので何とも言えない状況です。

私としても、最後の2日間にむけて準備していますので、一般質問の内容については、項目だけ紹介するというかたちでご了解ください。

小松ア 文嘉 議員(自由民主党)
1 財政力と市債について
2 屋外広告物について
3 待機児童対策について
4 公立学校の屋内運動場の耐震化について
5 新港横戸町線について
6 自治会・町内会の支援について
7 高齢者支援について
(1)高齢者福祉施設について
(2)敬老会支援について
8 生涯スポーツの振興について

佐々木 友樹 議員(日本共産党)
1 学校教育について
(1)子どもの貧困について
(2)教職員の多忙化について
(3)歴史・道徳教育について
2 公契約について
3 平和問題について
(1)平和行政について
(2)平和教育について
4 美浜区の諸問題について
(1)黒砂水路の悪臭対策について

石井 茂隆 議員(自由民主党)
1 農家に対する戸別所得補償制度について
2 地域循環バスの運用について
3 都市計画道路越智町土気町線について
4 土気城跡の保存について

今村 敏昭 議員(民主党)
1 不動産の取得に関する協定について
2 市立病院について
3 税源の涵養について
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2010年03月15日

一般質問3日目

予算議会もいよいよ今週で終了という日程になっていますが、今回は予算案を巡って、様々な意見が出されており、なかなか簡単に可決成立というわけにはならなそうです。

各会派の最終的な対応が未定の状態なので、18日の予算特別委員会、19日の本会議のそれぞれの採決結果は、まったくもって予想がつきません。

とはいえ、これまで当たり前のように市長案が議会で追認されてきたのですから、今回のように最後の最後までわからないというのが、本来あるべき議会の姿なのかもしれません。

私も他市の議会での予算案を巡る様々な否決、修正のパターンを調べてみましたが、市長の出身母体や議会の会派構成などで、千差万別といったところです。

さて、今日は一般質問の3日目でしたので質問項目だけお知らせします。

川村 博章 議員(自由民主党)
1 地域防災無線について
2 ホームタウンについて
3 家庭ごみの収集について
4 バス交通と交通アクセスについて

白鳥 誠 議員(民主党)
1 市財政の問題点と財政健全化プランについて
2 事務事業評価と事業仕分けについて
3 コミュニティバスについて
4 高齢者保健福祉推進計画について
5 公共下水道と農業集落排水事業について
6 道路行政にかかわる組織体制について
7 市有施設の維持管理経費について
8 行政改革(新行政改革推進プラン)について

村尾 伊佐夫 議員(公明党)
1 がん対策について
2 介護事業について
3 父子家庭の支援について
4 脳脊髄液減少症対策について
5 迅速な救命への取り組みについて
6 在宅医療廃棄物対策について
7 選挙の投票率向上への取り組みについて
posted by 鈴木友音 at 18:53| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年03月12日

一般質問2日目

今日は一般質問の2日目で私も質問をいたしました。

鈴木 友音 議員(無所属)
1 医療施策について
(1)両市立病院について
(2)認知症について
2 財政再建への取り組みについて
(1)資産、物品の効率的な活用と調達について
(2)収入の増加対策について
(3)財政状態について


医療施策で認知症に関する治療や相談、情報発信、啓発、介護との連携などを行う認知症治療の中核的な医療機関として認知症疾患医療センターの整備に質問をしました。

まだ県内には整備されていませんが、来年度に2か所、県が整備する予定です。ただし、千葉市には整備されないので、市としても検討向けた対応を求めました。

運営にはコストが相当かかるのでハードルはかなり高いですが、高齢社会の中なくてはならない機関です。

財政再建では、カーシェアリングの導入とふるさと納税を増やすことを提案しました。

カーシェアリングは、最近になって市場が拡大しており、自治体の公用車も一般市民とのカーシェアリングに切り替えるべきという内容です。特に夜間や土日は使っていないので、カーシェアリングにすることで経費削減も見込めます。すでに他市では取り組みが始まっています。

もうひとつのふるさと納税を増やすことについては、千葉市のような都市ですと、はなからふるさと納税を集めるという意識が低いのが現状です。お金があるときはそれでいいのですが、財政危機の中、1円でも増やそうという視点でクレカ決済の導入や基金の愛称募集などを提案しました。

なお、「両市立病院について」は時間の都合上できませんでしたので、また次回以降に持ち越しました。

私以外の議員の質問項目は以下の通りでした。

中村 公江 議員(日本共産党)
1 国民健康保険について
2 子育て支援について
(1)保育について
(2)子どもルームについて
(3)親の居場所について
3 花見川区の問題について
(1)花見川の橋について

松坂 吉則 議員(自由民主党)
1 学校適正配置について
2 マンション管理組合に対する再生支援施策について
3 公園緑地の整備と管理について
(1)公園整備状況について
(2)公園の安全対策について

宍倉 清蔵 議員(自由民主党)
1 自治基本条例の課題について
2 利用者の声を生かした市民ゴルフ場利用向上について
3 市民の安全・安心のための移動交番の創設について
4 予防医学と健康ライフについて
5 幼児ことばの教室創設について
6 夢を叶える偉人伝教育について

盛田 眞弓 議員(日本共産党)
1 就学援助制度について
2 子どもの読書活動について
(1)学校における図書室の役割について
(2)学校図書館指導員について
3 ごみの減量について
(1)分別と市民の協力について
(2)落ち葉の堆肥化の取り組みについて
posted by 鈴木友音 at 17:11| Comment(2) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年03月11日

一般質問1日目

今日は一般質問の初日でした。

明日の10時からは私も一般質問を行います。

その準備でバタバタしていて、ブログが書けませんので、今日の質問項目だけお知らせします。

山本 直史 議員(新政ちば)
1 財政再建に向けた徹底度について
2 ブックスタートについて

黒宮 昇 議員(公明党)
1 市税等の徴収対策について
2 防災対策について
3 青色防犯パトロールについて
4 焼却ごみ3分の1削減について
5 キオスク端末の活用について
6 障がい者支援について
(1)福祉的就労支援について
7 高齢者住宅について

橋本 登 議員(自由民主党)
1 学校統廃合に係る福祉施設の活用について
2 一般廃棄物の収集について
3 一昨年の中国製冷凍ギョーザ中毒事件を教訓としたその後の食品監視体制について
4 がん検診について
5 モノレール事業経営について
posted by 鈴木友音 at 19:52| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年03月10日

ようやく・・・

やっと一般質問の全体構成が組めました。今回は予算審査ということもあって、議会が始まるかなり前から準備して作っていたのですが、結局いつもよりもさらに遅れ気味で完成しました。

今回は財政についても質問を行います。

実は、これまで財政については一般質問では全くやってきませんでした。というのは一般質問では個別具体の話をして、ひとつでも自分の政策を実現していきたいという思いでやってきたからです。

財政の話というのは大きな枠組みの話で、その質問をしたところで、何か動かせるものでもないですし、聞きなれない行政用語が満載で、聞いている市民はさっぱりわからないということに陥ります。

私自身も財政に精通しているかといえば、今回、質問を作っていく過程で、大きな勘違いをしていたことに気づいたり、やっぱりわかっていない部分が多かったと実感しています。

それでも、今回は「脱・財政危機宣言」もあって将来の千葉市を考えていくうえで重要な局面となっておりますので、少しだけですが質問項目に入れました。

私の出番は明後日の3月12日の朝10時からです。
posted by 鈴木友音 at 19:13| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年03月09日

常任委員会

今日は常任委員会がそれぞれ開催され、私は所属する都市消防委員会で審議、議論を行ってきました。

以下、私のおおまかな質問項目です。

(補正予算)

マリンスタジアムの芝の張り替えについて

・マリンスタジアムの修繕計画で今度、どのくらいの修繕費用が発生すると見込まれるのか
・芝の他には臨時的に大規模な改修はないのか
・ネーミングライツの他に、スタジアムでの収入をあげることは考えていないのか


(総合交通政策会議の設置条例)

・総合交通ビジョン、総合交通ビジョン推進計画、個別計画のそれぞれと総合交通政策審議会との関係について
・そもそもモノレール延伸凍結によってどういう影響があると考えているのか
・長期的な凍結という現実の中で千葉ー県庁間をどうするのがベストであると考えるのか。
・モノレールの代替としてのバス交通の充実をどういったスケジュール感で図っていくのか。


(救急業務検討委員会)

・これまでの委員会の取り組みの中で具体的にどのような部分で救急救命士のスキルアップや救急体制の見直しがはかられたのか
・救急救命士に求められている物と現場でのギャップについてどういったものがあるのか

(蘇我スポーツ公園の指定管理者選定)

・選考の基準において前回と変えたところ
・既存管理者が有利に働くが、新規申込者との公平性をどう担保したのか
・特に利用率の向上について新しい管理者に何を期待するのか
・今度の5年で委託料の低廉化をいくらまで、どのように下げていくのか
・J2の影響として観客動員数と委託料の影響
・環境配慮ということでごみの削減はどうしているのか


posted by 鈴木友音 at 19:04| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年03月08日

予算分科会3日目

今日は予算分科会の最終日でした。

最終日も市民局と建設局で厳しい議論が行われました。

特に自治会への行政事務委託料と青色防犯パトロールについては様々な角度から審議が行われました。

私の質問は以下のようなものでした。

(市民局)

大規模災害への対応

・大規模災害時における全庁的な業務継続計画(BCP)について検討はあるのか。


消費生活センター

・ワンクリック、架空請求と振り込め詐欺についてはずいぶん減ってきたと聞くが、それぞれピーク時からどのくらい相談件数が減っているのか

・千葉市が行った重大事故報告の数は。内容についての市民への周知方法はどうなっているのか。

・来年度から30分相談時間が増える一方で、相談件数自体は減っていたと思うが、相談の質が変わってきてるのかなと思いますが、相談時間増加の背景について


犯罪被害者相談窓口

・犯罪被害者からの相談や問い合わせに対して、情報提供などをする窓口として犯罪被害者相談窓口というものがあり、政令市では半分くらいが設置していて、千葉市ではまだだが、今後の予定はどうなのか。また、設置する上での課題や県警や弁護士会などとの連携はどうなるのか。
posted by 鈴木友音 at 20:46| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年03月07日

市幹部の方と懇親会

今日の夜は、これまでお世話になった局長・部長をはじめとした市の幹部の方と、議員全員との懇親会でした。

去年は、予算議会が長引いて、キャンセルとなったのですが、定年退職される幹部の方も多いので、最後にお礼を言う絶好の場でもあります。

4年前にはじめて参加した時は、名前もわからず、どうしたものかと思いましたが、今回は委員会や議会を通じて、いろんな議論をした方も多く、もう退任されるのかとさみしい思いがしました。

これからはOBとして市政を見守っていただきたいです。
posted by 鈴木友音 at 22:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年03月05日

予算分科会2日目

予算分科会の2日目が終わりました。

昨日は財政と総務という重い所管局だったため時間がかかりましたが、今日は各行政委員会と都市局、消防局ということで、昨日よりは短い時間でおわりました。

とはいえ、やはりもっとゆっくりじっくりとした審議が必要ですので、分科会は3日だけではなく倍くらいに増やしたらどうかと思います。

議会改革の検討委員会では各常任委員会で審議するという提案もなされているようです。

今日の質問項目は以下のようなものでした。

(都市局)

違反広告物についてですが、千葉市はベッドタウンとしてできるだけ良好な住環境、景観的にも広告物が目だ立たないようにしていく必要がある。また最近は経済不況の中で多重債務になるひとも多いので、できるだけ、ヤミ金などの広告は早めに撤去していく必要がある。

・違反広告物の除去で、市と東電やNTT、鉄道事業者との連携はどうなっているのか。たとえばお互いにそれぞれが管理している物に広告が張られているときにはお互いに撤去はがしあうような取組みが必要ではないか

・ボランティアで違反広告を除去する適正推進員がいると思うが、数としては伸びてきているのか、また課題や今後改善しようとしていることはないか。

他市で電力会社、電話会社と協定を結んでお互いに気づいたら除去しあうような取組みを行っている事例があるので、ぜひ、事業者のより緊密な連携ができるように働きかけを行っていただきたい。

動物公園について宝くじのお金で1500万円のPRモニュメントを設置するということだが、せっかくの機会なので、動物園の集客につながるようなものを作るべきと思うがいかがか。
posted by 鈴木友音 at 18:55| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年03月04日

予算分科会1日目

予算分科会が行われました。長時間の審議で白熱しておりました。市長が交代したおかげで、議会での批判も強くなっていますが、ある意味で議会の存在が高まりつつあるなと感じます。

今日の私の分科会での質疑を簡単にまとめておきます。

1回目

・財政健全化プランではその他の自主財源の確保について、広告料収入を大きな項目のひとつとして掲げているが、22年度で取り組むことは何かあるか

・青葉病院と海浜病院が医薬品を共同購入したり、会計室で共通消耗品を購入したりということである程度のスケールメリットを出してコストを削減する手法があるわけですが、物品の調達において県との共同購入は可能かどうか。小さな市町村が連携して共同購入することはよくあると思うが、それは他市の業者に発注する可能性もあるので地域経済にはマイナスの側面がある。しかし、県とであればその点もクリアできる思うので、そういったことが可能な物品がないか精査してはどうか。

・今年度からインセンティブ予算を導入して、来年度の予算から反映されるが、何件くらいの申請があって、いくつ認定されたのか、またその効果額はどうか。また、実際やってみての課題、必要な改善点はどう考えるか

2回目

・広告媒体を増やす取り組みとして、各所管にインセンティブを与えて、自主的な取り組みを促してきたわけだが、その効果と今後の改善点は何と考えているのか

・物品の共同購入については、大阪市と大阪府が災害用の備蓄品、アルファ米とかを協同購入した実績もあるので、ぜひ検討してほしい。

・インセンティブ予算に関連して、去年、今年と徐々に予算編成の公開を実施してきたけれども、今度は予算の執行過程の公開も始めていくべきではないか。たとえば京都府で旅費や物品の購入や修理費用など経常的にかかる事務費について、年間の計画上の金額にたいして、毎月ごとに何%づつ執行しているかを毎月公開している。それで予算の使いきりを防止してり、計画的に事務費を消化していく意識付けを図っている。これは部局別に公開しているので、うまく利用すればある種の競争が生まれて、執行過程におけるコスト削減に寄与するのではないか。

3回目

・広告の媒体を増やすとともに、広告の価値自体を高めるために、各所感の個別の媒体を切り売りするのではなく、様々な広告をパッケージとして提案してくことが重要。そのためには、たとえば新たな広告媒体を発掘する業務は所管に任せ、販売についてはひとつの所管に集中させる。そして売れたものについて各所管にインセンティブを与えることで、発掘する意欲を高めていってほしい。

(総務局)
1回目

・外郭団体に拠出している補助金の総額が21年度に比べてどのくらい削減したか。(わかってる範囲で、おおまかでよい)

・22年度末で更新になる外郭団体が受託している指定管理者はいくつあるのか。各団体ごとに明らかにしてほしい。指定管理者の選考に向けて、どのような取組みを指導しているのか

・指針や代表質疑の答弁では外郭の統廃合などに関して、「外部委員」からの助言を受けるといっているが、これまでの経営評価委員会がなくなった中でどのように対応するのか

・H24年までに派遣している市職員を引き上げ、代わりに新たなプロパーの登用を考えているようだが、新たなプロパー登用についての基本的な考え方。業務に支障がでない範囲ということだと思うが、単純に引き上げた人数だけ補充するのか、それとも業務を改廃したうえで必要分だけ補充するのかなど、イメージを説明してほしい。

2回目


・来年度末で多くの施設の指定管理が更新される中にあって、リスク分散のため指定管理者について千葉市以外の施設管理も取りに行くことが必要ではないか。たとえば、蘇我スポーツ公園についても県のまちづくり公社が応募してきたことを考えれば、積極的に出ていく必要があるだろうと思う。

・市からの補助金や人的などによる支援が細る中で自主財源の確保していくために、今の外郭団体の経営体制について何が不足している、改善すべき点と市は考えているのか。

・指針では経営改善の推進体制ということで「情報公開」「有識者からの助言」ともうひとつ「指導体制の構築」とあるがどんな体制をイメージするのか

3回目

それぞれの外郭団体を指導している所管局は、どちらかといえばその外郭団体の経営を見ているというよりは、まだ自分たちの課に関連している個別の事業を通じた発注者、受注者という取引先という感覚がある。実際、所管の外郭団体が受けている仕事であっても、違う部局から発注されたものについては、よくわかってない。それがもし削減されたら経営にどういう影響があるのかを把握していない。そのせいで、どちらかといえば厳しい財政事情の中でコストの削減一本やりになってしまいがちなので、どうすれば本当の意味で自主財源を含めた本当の意味で自立的な経営ができるのかという視点で行革推進課には指導をしていってほしい。

それをするためには、何が不足していて、どうすればいいのかを、外郭団体それぞれに違うが、そういったことについては今回の指針では、まだ打ち出せていなかったと思うので、今後、各外郭団体がそれぞれの中期経営計画を策定するなかで、盛り込めるように支援していただきたい。ご見解を。
posted by 鈴木友音 at 20:37| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年03月03日

代表質疑終わる

最終日は新政ちばの納元議員が質疑に立ち、まずは第一ラウンド(?)の代表質疑が今日で終わりました。

明日からは予算分科会が3日間の日程で行われます。

今回は私は第1分科会で財政局や都市局、市民局が調査の所管となります。

特に財政局は今後の財政状況も含めて厳しい審議が行われると思います。

私としては、いつもながら1円でも収入を増やす、歳出を削減するという思いで臨みたいと思います。

というわけで、今日はまだまだ事前準備を続けます。
posted by 鈴木友音 at 15:59| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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