2010年02月19日

交付団体はダメ??

今朝の新聞各紙で千葉市の来年度予算案の概要が書かれていました。

各紙の見出しはというと

・退路断ち厳しい編成
・緊縮予算「未来守った」
・医療費助成を拡大
・既存事業、徹底見直し 熊谷市長「未来に誇れる」

本当に苦心の予算編成だったことが報道されています。

当初は収支不足270億円と考えられていたののが実際には300億円を超えていましたから、もはや編成不可能ともいえるかい離でした。

市長が議場で発言していた「聖域なく」歳出に切り込むということで、事務事業の見直しや人件費の削減など、これまで手をつけてこなかった部分もカットされています。

市民の評価をぜひ聞きたいところです。

ところで、千葉市は来年度から再び地方交付税の交付団体になります。

ここ数年間くらい不交付団体でしたが、国が地方交付税の規模を拡大したせいか、千葉市だけでなく不交付団体だった自治体の多くが交付団体になる見通しです。

地方交付税というと親(国)から子(自治体)への仕送りというイメージのせいか、「不交付団体」であることが自立した自治体であると思われることが多いようです。

そのため不交付団体から交付団体になると「転落」というようなことを言われがちなのですが、それは少し違います。

地方交付税は「そもそも地方の財源」で国が水平調整しているだけです。ですのでもらうべきものをもらうだけであるので、決してマイナスのイメージでとらえるべきものではありません。

ただ、いま千葉市で問題となっている財政健全化基準である実質公債が一定率をこえて「早期健全化団体」や「財政健全化団体」になってしまった場合には、これは「転落」といってよいでしょう。

特に千葉市のような大都市であれば、どんな理由をつけたところで結局は財政運営の失敗がその原因であるとしか言えませんから。
posted by 鈴木友音 at 19:06| Comment(1) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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