今日は一期生の議員仲間で、予算・決算に関する勉強会をしました。ただし、質問が多くて長くなっていまい、予算の勉強会だけとなりました。ただでさえ、予算所には大量の情報が詰まっていますから、聞き出すときりがありません。
さて、議会で予算を審議する場合には主に「予算(案)のあらまし」という各局の主要な事業を説明した概要版を使います。これは議員にはもちろん市民にもわかりやすくなっています。図書館などで市の予算について調べたい場合にはこの「あらまし」を見ることをお勧めします。
しかし、今日の勉強会は「あらまし」ではなく「予算書」そのものの見方について勉強しました。予算所は法律にのっとって作成され、しかも企業とは違う独自の公会計を使っているため一見してどこに何が書いているのかわかりません。
このわかりづらい予算書は、各局の事業の見積もりを積み上げて作成されているのですが、その「見積もり」自体は予算書にのっていません。つまり最終結果の一部について記載されているために、予算書と言ってもわかったようなわからないようなものになってしまっているのです。
ちなみにその「見積もり」は、たとえば事業の多い保健福祉局であれば、A4用紙を縦に積み上げていくと何メートルにもなるほどの量になるようです。これを全部チェックするというのは現状の議会の体制だと不可能でしょう。なにしろ執行部から議会に予算が発表されるのは予算議会の開会の数日前にすぎません。
本来であれば各委員会の所管事業について委員が分担してチェックすればよいのでしょうが、会派中心に議事が進行されていくので、委員会の専門性もなにもあったもんじゃないというのが私の感想です。
日本の地方議会は基本的に質疑は個人プレー、決議は会派単位となっており、全く機能的な組織になっていません。
議会の統治能力のなさをまざまざと実感した1日でした。
とはいえ、それはそれで、まだ改善余地があることの裏返しでもあります。


