2008年02月01日

バリアフリー基本構想検討協議会

本日は第1回千葉市バリアフリー基本構想検討協議会を傍聴してきました。

すでに千葉市では平成13年に「交通バリアフリー基本構想」というものが策定され22年度までを目標期間として、たとえば駅のエレベーター設置など交通におけるバリアを解消していく取り組みが行われてきました。

今回の協議会は、交通バリアフリーが進行中の中で開催されたのですが、その背景として平成18年12月に施行された新バリアフリー法への新たな対応を基本構想に盛り込もうとするものです。

新バリアフリー法というのは、それまでばらばらだった交通バリアフリー法とハートビル法を統合させたものなのですが、乱暴に言えば道路は道路、軌道は軌道、建物は建物とばらばらにとらえるのではなく、連続性のある空間としてとらえ、高齢者にも障害者にも誰にでも円滑に移動ができるようにしようというものです。

たとえば、駅から生活関連施設(区役所、ショッピングモールなど)の移動を考えたとき、駅にエレベータを設置して、車いすがスムーズに通れるように放置自転車をなくして、横断道路にエスコートゾーンを設けて、施設に障害者用トイレを増設する、といったように点ではなく線や面でバリアフリーを実現していく必要があります。

こうしたことは残念ながら私も含め障害を持たない人にとっては、何がバリアなのかということさえ理解していないものです。ですので、生活地区において、高齢者や障害を持つ当事者(市民団体など)にも参加してもらって改善を進めることも大切です。

基本構想の素案を見た限りでは、たしかに施設におけるバリアフリーや心のバリアフリーなど新しい項目が入ってきていますが、ハード中心という意味では、これまでとどう変わるのか正直わかりづらい面もあります。

また、車いす利用者の電車やバスでの乗り降りをスムーズに行えるよう、どのように駅員や近くの乗客が対応していくかなど、ソフト面の充実も不可欠でしょう。

基本構想は今年の5月に公開させる予定なので、関心を持ってご覧になっていただきたいと思います。
posted by 鈴木友音 at 18:21| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする