おとといの金曜日に千葉市文化芸術振興計画策定懇談会を傍聴してきました。
来年度から平成27年度までの文化振興のマスタープランとして千葉市文化芸術振興計画が策定されます。
懇談会は計画の中身について有識者を呼んで意見を聞く場で今回で3回目。素案もできあがり、2月にはホームページなどで計画が公表されパブリックコメントが行われます。
格差問題であったり財政問題であったりという情勢の中で文化振興と言うのは、どうしても後回しにされがちです。しかし、文化芸術は人を育て心を豊かにする大切なものです。今後はこれまでのようなハード中心の箱型振興ではなく、ソフト面に特化した取り組みを進めていくことになります。
計画はあくまで基本的な方向を示すものなので、個別具体的な内容については今後の課題となります。なので、今回の素案を見たところ、個人的には全く異論はありませんでした。
内容とは別の部分で、たいへんよい取り組みをしていました。
昨年の秋から「インターネットモニター制度」というものができて、制度に登録した市民が市のアンケートに対してインターネット上で回答できるという仕組みです。
この制度を使って12月に市の文化芸術についての意識調査行われました。私も登録しているので回答しましたが、そのときはこのようにマスタープランに反映されるようなものだとはわかりませんでした。
今回の懇親会にだされた素案の資料としてアンケート結果が添付され、それにより振興施策の重点項目に反映させるなどしていました。
こうした手法で計画が作られたのは初めてのことで、今後もこうした大切な計画案を策定するさいには必ず活用してほしいですし、新しい市民参加のツールとして定着してほしいものです。
これまでは、市民の声を聞く制度としてはパブリックコメントが主でした。しかし、これは計画ができた後になってようやく意見を募集して、多少の修正を加える程度のものでした。
しかしやはり計画段階から市民の声を聞くことが重要です。また、これまでも無作為にアンケートを郵送するなどしていましたが、やはりモニター制度のように自ら進んで意見をいいたいという人が手軽に参加できる仕組みを強化していくべきでしょう。
それにしても市のネットを使った取り組みは世間から6,7年は遅れています。


