本日は保健下水委員会が行われました。
保健下水は福祉全般について審議するので、審議する議案などの件数も一番多いです。
ちなみに今回は議案3本、発議2本、請願2本、陳情4本の計11本を一日で集中的に審議しました。
そんな数を1日で審議できるのかという気もしますが、委員が各自で事前に勉強しており、その中から必要と思われる当局に対する質問や意見を述べて採決をとるという流れなので問題はないです。
何が問題なのかというポイントを各委員ともわかっているので、それについて集中して議論している感じを受けます。
問題の認識については、正直、共産から自民までそんなに大きな隔たりがあるとは思わないのですが、実際の可否については、さまざまな論理があって各会派ばらばらです。
今回の委員会における一例をあげますと、『「公立保育所のあり方(案)」について慎重にするよう求める陳情書』という陳情がありました。
いま千葉市では、公立保育所60カ所のうち30か所を民営化したいという提案が行政から出されています。
(保育所の民営化の議論については長くなるので、また、後日あらためて記載します。)
保育所の民営化には、全国でも様々な問題が報告されており、かなり慎重に進める必要があります。
しかし、保護者や関係者とのしっかりとした議論・意見を聴く前に、こうした提案が出されたために、保護者の間では不安が広がり「慎重に進めてください」という陳情が出されたわけです。
私自身も市の民営化案にはいくつか問題点もあると思っているため、その陳情はもっともだと思い採択に賛成しました。
しかし、一部の会派では、「慎重に進めるのは当たり前で、こうした当たり前のことに対していちいち陳情を出されては困る」ということで採択に反対(不採択)しました。
これまで議会では、「陳情というのは現状で満たされていない課題について、行政にしっかりと対応してほしいという議会の意思を示すもの」という考えが一般的のようです。
したがって「慎重に議論してほしい」という当然にやっていることについての陳情を採択すれば、なんでもかんでも陳情が濫立してしまいよくないということです。
一応申し上げますが、この会派の判断を批判しているわけではありません。そういう考え方、判断基準もあるんだなと勉強になりました。
個人的にはあまりこれまでの慣例にとらわれず採決に臨みたいと思います。


