2007年12月28日

市政10大ニュース

市役所では本日が仕事納めということで、鶴岡市長の挨拶が放送で流されておりました。今年の振り返りについてお話しされ、思わずつっこみを入れたくなるような部分もありました。

それはさておき、市の広報課より「平成19年市政10大ニュース」が発表されています。

1位 官民複合施設「Qiball(きぼーる)」がグランドオープン。科学館など予想を上回る入場者数を記録

2位 千葉市一般廃棄物(ごみ)処理基本計画を策定。ごみの3分の1削減に向けて市長以下延べ3千人の職員と住民延べ3千2百人が参加した早朝啓発を実施

3位 第2次5か年計画見直し案を策定

4位 平成18年度普通会計決算で実質収支が初の赤字

5位 統一地方選挙(市議・県議)が執行され新市議会議員54人が決定

6位 千葉市動物公園のレッサーパンダ「風太」に双子の赤ちゃん「風美」・「風鈴」が誕生

7位 県内初の公立中高一貫校として千葉市立稲毛高等学校附属中学校を開校

8位 千葉経済大学附属高等学校が市勢として37年ぶりとなる選抜高校野球大会に出場

9位 千葉都市モノレールの平成18年度決算が初の黒字

10位 市議会で政務調査費の領収書等添付や費用弁償の廃止の条例案を可決

いいニュースといえば6位のレッサーパンダと8位の千葉経済くらいでしょうか。

政策の成果として褒められるのは2位のごみ削減です。これは市長が陣頭指揮をとって着実に効果をあげました。市長選挙のときは清掃工場の建て替え中止に難色していましたが、財政と温暖化の影響で一気に中止へと舵を切りました。行政が本気になって市民と協力すれば、成果が出せるということです。

9、10位はようやくマイナスがゼロになっただけで、これが10大ニュースになってしまうこと自体が情けないです。

さらに3、4位の影響で来年度の予算審議は大荒れになることが予想されます。これまで巨額の市債を発行し大型事業を推進してきたつけが、ついに市民生活に回ってしまうのかが焦点になります。

こんな時こそ、2元代表制の一翼を担う議会の真価が問われるというものです。
posted by 鈴木友音 at 15:44| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年12月27日

回顧ちば

本日の千葉日報「07回顧ちば(中)」において私の記事が掲載されました。

2007年の千葉市を振り返った記事で、本日は市議会がテーマになっています。内容としては今年4月の選挙によって新人が増えて議会はどのように変化したのかというものです。

記事の半分は唯一の無所属新人議員である私の視線から見た議会になっています。

千葉日報の記者さんから、議会の今年一年を振り返る記事で私をメインにしたいと言われた際には、それは随分乱暴な記事だなぁと思いました。

議会における1年を振り返る上で、最大のトピックは自・民の2大政党制に向けて前進したということであることは間違いありません。

昨年度まで千葉市は民主党会派はなく、統一選で9人も当選させ一気に第2会派になり、さらに参議院選でも大勝したことで、費用弁償の廃止や政務調査費の領収書添付など一連の議会改革に大きな影響を与えました。

というような話を記者さんにお話ししたところ、やはり同じ考えでした。私がメインになったのは、要するに6つの会派がある中で一部の会派だけを取り上げるわけにはいかないという報道の中立を保つためというわけでした。

なんにしてもマスコミを通じて多くの市民がもっと議会に興味を持ってもらい、どんどん傍聴にきてもらうようになれば、さらに議会は活性化するのではないでしょうか。
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2007年12月26日

自殺対策連絡協議会

昨日の夜に千葉市自殺対策連絡協議会が開催され傍聴しました。

自殺の問題については第3回定例会で一般質問をして市の今後の取り組みについて質したところです。

この連絡協議会は昨年制定された自殺対策基本法に基づいて、市と関係機関、民間が一体となって対策を推進していくことを目的としています。

学者、医師、民間団体の有識者が集まって協議するので、多方面から参考になる意見を聴くことができました。

特に印象的だったことをあげると

市の対策として介護予防事業の基本健診を活用してうつ病高齢者の把握をする事業があるのですが、実際に現場の医師はかなり多忙であるため、把握して報告するだけにとどまり、そのごのフォローアップがうまくいっていないというようなお話がありました。

また労働現場においては、労災が適用された自殺者のうち半数以上が20〜30代の若い世代であるとのことです。一般的に自殺者というのは中高齢者が経済問題や病気に悩んで自殺することが多いのですが、労働面では少し様相が異なるようです。


いずれにしても、自殺の背景には「うつ」が大きくかかわっており、早期に発見して対応すれば多くの自殺は防ぐとこができるとされています。

市は来年度に「自殺対策計画」を策定するので今度も注視していきます。
posted by 鈴木友音 at 13:31| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年12月25日

メタボリックシンドロームを撃退せよ

今月の15日から市のホームページ上で「千葉市国民健康保険特定健康診査等実施計画案」のパブリックコメントを募集しています。

来年4月から40 歳以上75 歳未満の人の健康診査の内容が変わることをご存じだったでしょうか。

実は国民医療費の約30%は、糖尿病、脳卒中、心筋梗塞、高脂血症などの生活習慣病が占めてにいます。

超高齢化により医療費が年々増大していることはご存知かと思います。そこで、生活習慣病対策に注力して糖尿病などを予防することで医療費の増加を抑えたいということです。

生活習慣病の原因はなんと言っても内臓脂肪の蓄積、いわいるメタボリックシンドロームです。

検査項目は、質問票、身体計測(身長・体重・肥満度・腹囲)、理学的検査(身体診察)、血圧測定、脂質検査(中性脂肪、HDL-コレステロール、LDL-コレステロール)、肝機能検査(GOT、GPT、γ-GTP)、血糖検査(空腹時血糖又はヘモグロビンA1c)、尿検査(尿糖、尿蛋白)となっています。

血液検査で、LDLコレステロール、HbA1cが追加されています。

検査結果でメタボリックになっていたり、その疑いがある場合には、「特定保健指導」を受診することになります。これが最大のポイントです。

「特定保健指導」は、状態に応じて動機付け支援と積極的支援があります。

仮にメタボリックが進行していて積極的支援になってしまうと、生活習慣改善のために医師とともに行動目標、計画を立てて実行します。その期間6カ月。

これは医師とってもメタボリックの該当者にとって本当に生活を変えてダイエットを実践することができるのでしょうか。

先日、病院で栄養管理士をしている友人に会ったとき、この特定検診について話を聞きました。医療現場では研修などが始まっているようですが、やはりいままでになかったことなので不安を感じていました。

医療機関も該当者も慣れるまで1,2年はかかるのではないでしょうか。
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2007年12月21日

蘇我特定地区整備事業

今日は、都市活性化対策特別委員会を傍聴してきました。(無所属なので傍聴しかできない)

議案は蘇我特定地区の事業経過についてです。

蘇我特定地区整備事業は、平成8年の「蘇我臨海開発整備基本構想」に端を発し、国・県・市が1601億円をかけて、蘇我駅周辺と臨海部(旧川崎製鉄工場跡地、遊休地)を千葉・幕張に次ぐ第3の都市(蘇我副都心)として再生させるというものです。市の負担は588億円。

主な事業として、蘇我駅周辺整備、商業施設整備(ハーバーシティ蘇我)、蘇我スポーツ公園(フクアリなど)、蘇我エコロジーパークなど。

整備は5,10,15年と3段階に分けて進めているのですが、現在は第1段階の終盤です。

この事業計画は平成13年に公表されたのですが、当時バブルとかありませいたでしょうか?財政難が深刻なこの時代にまだこんな事業を進めているというのはあきれるばかりです。

もともとこの事業については、かつて千葉市が川崎製鉄(現JFE)に超格安で提供した土地を、市が約230億円を投じて買い戻すなど、一部に批判がありました。

さらに、蘇我特定地区整備の事業のうち3つ(土地区画整理事業、街路事業、防災公園街区整備事業)を独立行政法人・都市再生機構(UR都市機構)にコーディネートさせています。

URといえば民営化させるかどうかで話題になっていますが、現在の有利子負債はなんと14兆7111億円(18年度末)。といっても住宅・土地の資産が16兆1593億円あって、債務もここ2年減り続けてはいますが。

それにしても蘇我特定地区の計画は平成14年の都市再生特別措置法の施行に伴い内閣より都市再生緊急再生地域の指定受けているなど、まさに国の肝入りの事業なのです。財務状況が深刻であったURの前身である都市基盤整備公団に仕事を与えるためだったのかと、いらぬ勘ぐりもしたくなるものです。
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2007年12月20日

地球環境保全セミナー

今日は、千葉市文化センターで開催された気球環境保全セミナーに参加しました。
これは千葉市と千葉市地球温暖化対策地域協議会が毎年この時期に開催している講演会です。定員が500人という大規模なセミナーですが、会場の9割を埋めていて随分と盛況でした。これまで環境問題のセミナーにいくつか参加していますが、毎回、市民の関心の高さには驚くばかりです。

今回は3名の講師を招いて、地球温暖化問題についての講演を行いました。

まず「走れコータロー」で有名な歌手の山本コウタローさん。山本さんは現在白鴎大学の教授として環境学について教鞭をとっておられるそうです。

内容としてはごくごく基本的なものでしたが、さすがに芸能人でもあるため、たいへん軽妙でユニークな話しぶりでした。

温暖化は地球規模の問題であるため、普通に生活していてはなかなか実感できないものですが、山本さんは地球を人の体に置き換えてどれだけ危険な状態にあるかということをわかりやすく説明されていました。


そして2人目は、先日のバリで開催されたCOP13にも参加された環境省気球環境局の和田篤也国際対策室長による「国際交渉の最前線」についての講演でした。

すでに報道などされていますが、現在国際社会ではポスト京都議定書(2013年以降)の温室効果ガス排出削減にむけた国際的な枠組みについて議論がされています。COP13では一応、交渉を離脱する国がないように玉虫色的な合意がなされました。

その舞台裏についての話で非常に興味深いものでした。

温暖化をめぐる国際的な交渉の際には、主に3つのグループが主張を繰り広げているそうです。

1.EUグループ
2.アンブレラグループ(EU以外の先進国で日本やアメリカなど)
3.G77及び中国(インド、アフリカなど途上国)。

それぞれの主張は

EUグループ→厳しい数値目標を設定して実行するべき
アンブレラグループ→途上国も取り組めるような枠組みであるべき
G77及び中国→削減は先進国がやること

アンブレラグループの強硬派は、ご存知のようにアメリカなのですが、ブッシュ大統領が温暖化対策に消極的な理由として主に3つのことを挙げるそうです。

1.温暖化は本当に人類の活動に起因しているのか
2.温暖化防止対策のためには巨額のコストが必要で経済にダメージを与える
3.発展途上国に削減義務を課していない

1と2については、IPCCの最新の科学的な調査や環境経済学の進歩により主張を軟化させているようです。しかし最大の課題は3で、中国を筆頭に途上国は削減については極めて消極的です。

つまり「アメリカと中国との対立」が、枠組み作りを進める上での阻害要因となっているわけです。

そこで今回のCOP13では、先進国が途上国に対して積極的に環境技術や資金を提供するんだということを決めて途上国の譲歩を引き出し、アメリカの賛同も得たということになったそうです。

バリでは、本当に工程表は採択されず、交渉は決裂するのではないかという状況だったそうです。しかし、時間を延長してぎりぎりまで米国や中国を説得して、なんとか採択にこぎつけたということです。

最後に3人目はリコー販売の越川康之さんで、リコーグループの先進的な環境対策についての講演でした。

リコーの環境に対する取り組みは非常に有名で、ビジネス誌などではよく拝見しますが、今日、聞いた中で特に驚いたのが、社員の家庭における省エネルギー生活を推進している点です。

企業の温暖化防止に対する取組みというと、生産部門やオフィスなどでの省エネ化や、森林の保全事業などがありますが、社員の私生活まで踏み込んでいるというのは驚きました。

実際に行っていることは、千葉市でもやっている「環境家計簿」を社員につけてもらうというものです。

しかし、この環境家計簿は非常によい取り組みなのですが、「家計簿」ということで毎月きちんと書いている人というのは本当に少ないのです。千葉市でも5000人以上が環境家計簿をつける「ちばエコファミリー」に参加しているのですが、実際に書いているのはわずかです。

一方、リコーは明確な目標を持っていて、社員の70%が家計簿をつけて社内のデータベースに報告しているそうです。


ところで、来年の3月には幕張の国際会議場でG20が開催されます。G20は主要国の政府関係者(環境大臣)が集まって地球温暖化について話し合うもので、注目される国際会議です。マスコミでも取り上げられると思いますので注目していただきたいと思います。
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2007年12月18日

ホームページ更新

定例会の閉会の翌日と言うことで、たまりにたまった書類を見返しつつ整理をしながら、ホームページの更新をしています。

まだ更新ページを作成している途中ですので、今晩未明にアップする予定です。
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2007年12月17日

一般質問6日目

本日は議会の最終日で一般質問は小西さんのみとなりました。

質問項目は以下の通りです。

小西 由希子 議員(市民ネットワーク)

1 男女共同参画社会に向けて
2 学校給食における市内産米の利用拡大について
3 下水道への接続について
4 外郭団体の見直しと補助金の適正化について

まず下水道ですが千葉市の下水道への接続率は97%と非常によく整備されているのですが、実はこの数字には事業者が含まれていないことを知りました。そして一般家庭の10倍の汚水を排出する事業者のうち67件が下水道に接続していなく、浄化槽などを通したあと河川に放流しているとのことです。市内でこれだけ下水が普及しているのに、いまだ接続していない業者がいるとは企業の社会的責任に対したいへん不誠実であると憤りを覚えます。

公益法人制度改革関連3法の施行を前にして、市の外郭団体のありかたについての質問がありました。その中で外郭団体への市からの委託契約のうち44%が随意契約、再委託率は24%だということが判明。外郭団体は今後、自立的な経営を求められます。



最後に今回の第4回定例会の中で、あらためて無所属の情報不足を再認識。執行部が各会派に情報を流していることが無所属など少数会派への説明が遅れているようです。
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2007年12月14日

一般質問5日目

今日は、白鳥さん、山田さん、熊谷さん、野本さんが一般質問を行いました。

質問項目は以下の通り。


白鳥 誠 議員(民主党千葉市議会議員団)

1 第2次5か年計画の見直しについて
2 平成20年度予算編成について
(1)予算編成方法について
(2)事務事業の見直しについて
(3)財源の確保について
3 区役所の機能、役割について

山田 京子 議員(市民ネットワーク)

1 緑地の保全について
2 コミュニティセンターについて
3 動物公園について
4 歩行者、自転車のための道路整備について

熊谷 俊人 議員(民主党千葉市議会議員団)

1 個人情報保護・セキュリティ対策について
2 加曽利貝塚と縄文の森構想について
3 広聴・広報機能の充実について
(1)市ホームページについて
(2)ちはなちゃんコールちばについて
(3)市民からの意見に対する回答方法について

野本 信正 議員(日本共産党千葉市議会議員団)

1 千葉中央港土地区画整理事業について
2 耐震診断と耐震改修について
3 墓地と千葉市斎場について
4 都市景観について


白鳥さんは、蘇我公園整備、千葉駅西口開発、モノレール延伸の計画の凍結、中止を含め、市の財政に関わる失政について追及しました。その中で、上記の3事業で22年度以降(次期5カ年計画)における事業費が総額で440億円を超えることがわかりました。

民主党は、昨日も今村さんがモノレール延伸による収支見通しについて、当局がきわめて曖昧、不透明な数字を出してきたことを質していました。

今年春の選挙後にはじめて民主党千葉市議団が結成され、動向を注目してましたが、鶴岡市政に対して手厳しい立場をとっており心強いばかりです。

私は無党派なので、自民・民主どちらを支援する立場にはありませんが、国政で国民が切望する2大政党制が実現しつつあるように、市議会でもこれまでほぼオール与党体制だったのが少しづつかわりつつあるのかなという印象を持ちました。

山田さんは、緑地保存の観点から「縄文の森」構想について質問しました。後の熊谷さんの質問でも同じテーマが取り上げられました。その中で「縄文の森」構想は昭和61年に計画され136億円をかけて加曽利貝塚を中心とした地区を保全するというものです。実際には、都川総合親水公園の先に進めてたり、地権の問題があり、計画は凍結されています。ただ136億円は到底認められませんが、市内は開発により緑地が次々に消失してるのでなんらかの保全が必要です。

熊谷さんは、得意のセキュリティ問題。千葉県の情報漏えいを起こした富士通エフサスと千葉市のシステムの何について業務委託しているのかを市は把握していないことが判明しました。市のトップの人たちは情報セキュリティ、制御について全く理解してません。あきれるばかりです。熊谷さんにあれだけ言われて対応しないようであれば、もはや救いようがありません。市長、副市長には迅速な対応を求めるばかりです。それと、「市長への手紙」という市民の声を市長に届ける制度があるのですが、市長はその手紙を読んでいないことが発覚。・・・何のための制度なのでしょうか。

野本さんは耐震診断・耐震改修の促進について。市内の4万5千戸が耐震改修をする必要があるため、診断・改修の助成制度を設けています。しかし、毎年20戸程度と全く利用されていない。他市の先進的な事例を紹介し、千葉市の制度や啓発が不十分であると改善を要望しました。
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2007年12月13日

一般質問4日目

本日は、小川さん、酒井さん、今村さん、村尾さんが一般質問を行いました。

項目は以下のとおりです。

小川 智之 議員(自由民主党千葉市議会議員団)

1 本市の環境政策について
(1)地球温暖化対策について
(2)ゴミの減量化とリサイクルについて
(3)谷津田の保全について
(4)環境教育について
2 都市計画とまちづくりについて
(1)コンパクトシティについて
(2)市街化調整区域の活用について
3 地域医療の改善について
4 ホームタウンの推進について
5 渋滞解消と歩行者の安全確保について

酒井 伸二 議員(公明党千葉市議会議員団)

1 バリアフリーのまちづくりについて
(1)公共交通におけるバリアフリーについて
(2)高齢者に優しいまちづくりについて
2 町内自治会を中心とした地域コミュニティーづくりについて
3 地域防犯の強化について
4 地域の諸問題について
(1)街区公園について

今村 敏昭 議員(民主党千葉市議会議員団)

1 ごみ減量化大作戦と広報戦略について
2 花のあふれるまちづくり関連キャラクター等の保護と不適正使用の防止について
3 生実学校について
4 モノレールの収支見通しについて
5 市の意思決定手続(合議、決裁)について
6 千葉市情報公開条例について
7 市原組ほかの談合各社に対する損害賠償請求について

村尾 伊佐夫 議員(公明党千葉市議会議員団)

1 自主財源確保の対策について
2 視覚障害者に対する支援について
3 糖尿病対策について
4 子育て支援事業について
5 青少年とメディアについて
6 学力テストについて
7 障害者のための119番通報システムについて


小川さんは、医療問題について多くの時間を割き、患者のモラル悪化による院内暴力への対応や、夜間・時間外診療の際に緊急性もないのに病院を受診するいわいる「コンビニ医療」の問題を取り上げました。中でも市立病院の経営改革についてバランススコアカード(BSC)の導入を強く訴えてました。

小川さんとはよく個人的にマリーンズの話をよくするのですが、市内出身選手(小笠原、高橋など)との交流戦を提案されるなど、ユニークなアイデアもあってとても参考になりました。


酒井さんはバスのソフト面におけるバリアフリーについて質問し、稲毛、西千葉、千葉駅(一部)のバス路線でICカードシステムが導入されることがわかりました。また、千代田区の地域SNSを取り上げて、地域コミュニティの強化についても提案されていました。


今村さんですが、相変わらず凄味があります。今や市原組の賠償をめぐる当局と今村さんとの攻防は千葉市議会の名物となりつつあります。ついにというか、財務局長が賠償に関わる当時の手続きについて後悔の念を吐露する場面がありました。


村尾さんの質問ではいい提案がたくさんありました。私だけでなく、多くの議員が提案したいと思っていたことを取り上げてくれました。まず寄付による投票条例ですが、これは市が提案した事業について市民から寄付を募り、一定額に達すると事業が執行されるというものです。これはぜひやってほしいのですが、当局からは前向きな答弁はありませんでした。非常に残念です。

それから東京型の「物納システム」も、まだこれから様子を見てとのことです。さらに島根県安来市に倣った糖尿病予防対策。さらに子育て支援パスポート事業は早期の実現をお願いしたいところです。なにしろ市の持ち出しはほとんどなく、事業者にも家庭にもメリットがあるたいへんよい施策ですから。
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2007年12月12日

一般質問3日目

本日の一般質問は向後さん、川村さん、湯浅さんが行いました。
以下質問項目です。

向後 保雄 議員(自由民主党千葉市議会議員団)

1 幼稚園児に対する助成について
2 視覚障害者用の音声式信号機設置について
3 ごみステーションにおけるカラスによる被害対策について
4 ペットのふんの有効活用について

川村 博章 議員(自由民主党千葉市議会議員団)

1 ちばし安全・安心メールについて
2 「駅ナカ」の固定資産税について
3 幕張メッセについて
4 感染症対策について
5 高齢者福祉について
(1)在宅高齢者支援について
6 保育行政について
(1)保育環境について

湯浅 美和子 議員(市民ネットワーク)

1 公園の安全と維持管理について
2 ごみ処理について
3 IT社会を生きる子どもたちの情報リテラシーについて

向後さんは公園にペットのふんポストを設置してたい肥として公園の植栽管理に利用してはというたいへんユニークな提案がありました。人間のトイレもなかなか設置できない中で、ペットのポストとなると衛生面、管理面からして難しいようです。

川村さんは駅ナカ課税による収入増について質問し、千葉駅、稲毛駅、千葉中央駅の駅ナカ課税で2000万円の増があることがわかりました。ちなみに駅ナカとは駅構内の商業スペース(飲食店など)のことです。

湯浅さんは、公園遊具の安全管理の質問があり、しっかりとした保守点検がなされていないのではという指摘がありました。ちなみに、遊具の錆つきなどを防ぐためには塗装が必要となりますが、その費用は16年1130万円、17年780万円、18年420万円と少なくなっています。
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2007年12月11日

一般質問2日目

本日は、山本さん、私、山浦さん、宍倉さん、盛田さんによる一般質問が行われました。

私の部分はまた後日にするとして、ほかの議員さんの質問内容について書きます。

山本 直史 議員(新政ちば)

1 生活保護について
2 子育て支援について
3 効率的な予算編成について

鈴木 友音 議員(無所属)

1 大規模災害時における高齢者等の救援について
2 家庭部門における温室効果ガスの排出抑制に向けた取り組みについて

山浦 衛 議員(民主党千葉市議会議員団)

1 公立保育所のあり方について
(1)趣旨
(2)保育所の現状と課題
(3)保育施策の方向
(4)公立保育所のあり方
(5)実現に向けて
2 高齢化社会の対策を推し進めることについて

宍倉 清蔵 議員(自由民主党千葉市議会議員団)

1 財政問題について
(1)夕張市財政破綻の原因について
(2)千葉市の一時借入金について
(3)千葉市の外郭団体について
2 焼却ごみ3分の1削減について
3 下田地区のイメージアップについて
(1)桜の名所として整備することについて
4 地上デジタル化への行政の対応について
(1)地上デジタル放送への移行に関する市民へのPRについて
(2)市有建築物に係るアナログ電波障害対策施設のデジタル化に
ついて
5 指定管理者制度について
(1)平成18年度の収支状況と今後の対応について
6 子育て支援について
(1)保育所入所児1人当たりの公費負担額について
(2)家庭で保育をする専業主婦への補助制度の創設について
7 携帯電話と有害情報について
(1)小中学生の携帯電話の利用実態について
(2)子供を有害情報から守るフィルタリング機能の普及啓発について
8 市道源町57号線について
(1)裁判の判決の内容及びその後の状況について
9 動物公園について
(1)サポーター制度について
(2)駐車場の有効活用(ドッグランの整備)について
(3)園長への手紙に対する対応について
(4)大池の野鳥観察塀について
10 栄町の再開発について
(1)現状と今後の計画について

盛田 眞弓 議員(日本共産党千葉市議会議員団)

1 教育行政について
(1)就学援助について
(2)学校給食について
2 保育所の耐震化及び公立保育所のあり方について
3 花見川区の諸問題について
(1)さつきが丘地域のいきいきセンターについて
(2)交通問題について


まず、山浦さんと盛田さんから、現在、最大の懸案事項である保育所の民営化について質問がされました。お二人とも立場としては現在の市の進め方に疑問を持たれております。

特に気になる答弁については、山浦さんの保護者、保育士、市の3者による協議会の設置という提案や、盛田さんの児童福祉専門分科会に保護者、保育士をオブザーバー参加させる提案、それぞれについて当局は拒否しました。

当局は説明会をこれから開くとは言っているのですが、民営化の方針が決まってから説明会を開いて何の意味があるのか理解できません。保護者と保育士と市が、民営化について建設的な議論ができる場を設けるのは当然のことだと思います。

山本さんは生活保護の不正自給、保育所利用料、子どもルーム利用料の不払いについての質問でした。制度を維持するためにも公平公正な運用が必要とのことでした。

宍倉さんは時間も長く内容も多岐で勉強になりました。動物公園の駐車場が1700台分もあるのですが、その利用率は20%にも満たないことがわかりました。ドッグランなど駐車場の有効利用を提案されていました。
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2007年12月10日

代表質問3日目、一般質問1日目

今日の代表質問は新政ちばが行いました。

納元さんが質問に立ちました。アクアリンクの質問がありました。建設当時は必要性について疑問視されていましたが、蓋を開ければオリンピック効果などで大盛況でした。しかし、最近では一般利用者数は減少傾向にあるとのことです。今のところは黒字ですが、フィギュアブームが去ったあとが心配です。

質問項目は
第2次5カ年計画
電子市役所
空家・廃屋の防犯パトロール
多重債務者救済
文化振興
特定健康診査
自動車排ガス規制
農政
栄町
自転車利用促進
下水道老朽化への対応
消防活動の安全管理
小学校の防犯
食育
アクアリンク
学校適正配置


続いて一般質問がはじまりました。
項目だけお知らせします。

佐々木 友樹 議員(日本共産党千葉市議会議員団)

1 平和行政について
(1)平和都市宣言について
(2)平和を語り継ぐ問題と平和啓発事業について
(3)戦没者追悼式のあり方について
2 美浜区のまちづくりについて
(1)マンション建設に係る諸問題について
(2)稲毛海岸公務員住宅跡地について

小松ア 文嘉 議員(自由民主党千葉市議会議員団)

1 市内で発見された不発弾について
2 団地型マンション再生マニュアルについて
3 住環境について
(1)住宅政策について
(2)放置車両等について
4 稲毛区の諸問題について
(1)騒音・振動・雨水対策等について
(2)交通問題について

黒宮 昇 議員(公明党千葉市議会議員団)

1 市民の健康とがん対策について
2 行政改革推進計画について
3 土日開庁について
4 契約制度のあり方について
5 千葉都市モノレールについて
6 ちはなちゃんコールちばについて


ちはなチャンコールの質問では、ちはなちゃんコールは1日平均30件しか受けてないことが判明しました。かなりの維持管理費を費やしていてこれはひどい状況です。

NTT出身でコールセンターに詳しい民主党の熊谷さんが当初からこの問題について指摘しており、それが現実のものとなったわけです。

数日後に熊谷さんがちはなちゃんコールについて質問をするようなので、さらに問題が明らかになることでしょう。
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2007年12月09日

救命病棟24時

来週の一般質問で震災時における高齢者の救援について質問します。

その準備をしていて、以前に見た『救命病棟24時』を思いだし、DVDをレンタルしてきました。

『救命病棟24時』の第3シリーズは、東京で震度6強の直下型地震が発生し、高度救命救急センターである東都中央病院のスタッフが震災による故障で医療機器が満足に使えない、スタッフも被災しマンパワーの確保ができないなど、様々な困難を乗り越えていくというヒューマンドラマです。

特に第2話で、主人公である進藤医師が次々に現れる患者をトリアージにより助ける被災者を選別していくシーンは衝撃的で、医師として一人でも多くの患者を助けるために何をするのかということがよくわかります。

改めてみると知っていないとちゃんと理解できないような事柄があることに気づきました。

例えば、「ここは三次救急病院だから搬送される全ての患者を受け入れる」というような台詞があります。

三次救急医療機関は、二次救急体制では対応できない重症および複数の診療科領域にわたるすべての重篤な救急患者を24時間体制で受け入れる体制と高度な診療機能をもつ医療機関のことです。

千葉だと美浜区の千葉県救急医療センターになります。また千葉大でも三次救急患者を対応しています。

つまり救急にとって最後の頼みの綱が三次救急医療機関であり、震災によっていかにスタッフに不足が生じていたとしても、なんとかして受け入れないといけないというわけです。

それにしても、テレビ局にはこういう金と時間をかけた社会派のメッセージ性の強いドラマをどんどん作ってほしいものですね。
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2007年12月08日

障害者福祉協会

保健下種委員会の委員として中央区の千葉市ハーモニープラザで開催された千葉市障害者福祉大会に参加しました。

様々な障害団体が一堂に会して交流が行われました。

大きな多目的ホールを使って、表彰や障害に関する作文や、合唱などが行われました。

基本的には参加のほとんどが関係者だと思われますが、一般の方にもどんどん来てもらいたいですね。というのは、プログラムの内容が障害に関する理解も広げるためのものが多いのですが、しかし、どなたにとっても楽しめるようにたいへん工夫されていました。

メインプログラムはニッポン放送のアナウンサーである上柳昌彦さんによる講演でした。

笑福亭鶴瓶さんとの交流秘話でたいへん笑わせてもらい、また、最後にはシベリア抑留での日本人と犬との交流の朗読では泣かせてもらいました。心がたいへん温まりました。
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2007年12月07日

代表質問2回目

今日は公明、共産、ネットによる代表質問が行われました。

公明党は奥井さんが質問に立ちました。話題の保育所民営化についての質問はありませんでしたが、全体的にバランスのよい質問でした。建築確認申請が変更されたことでマンション建設に大きな影響を与えてましが、千葉市では全国に比べて影響が少ないことがわかりました。

質問項目は
・20年度の予算編成
・第2次5カ年計画の見直し
・実質公債費率、資金調達
・地球温暖化防止
・食育
・食品偽装
・国際化推進
・国土形成計画
・雇用対策
・妊産婦検診
・生活保護
・工場の緑地推進
・建築確認
・ウォーターフロント
・交通安全
・救命救急
・青少年健全育成
・放課後子ども教室
・子どもルーム

共産党は中村さんが質問されました。共産党らしく貧困問題についての質問が中心でした。そして5大公共事業の見直しを民主的に進める仕組みについての提案がありました。

質問内容は
・「弱肉強食」の国政ついて
・財政悪化と第2次5カ年計画の見直し
・公共事業の見直し
・格差社会における低所得者層への配慮
・保育所民営化
・国民保護計画
・後期高齢者医療制度
・国民健康保険
・障害者授産施設
・焼却ごみ削減
・高層建築規制
・交通バリアフリー
・障害者駐車スペース
・学校配置適正化
・幼稚園

市民ネットワークは福谷さんが質問。私としては最も内容の濃い質問だったと思います。とくに形式的なパブリックコメント制度に対する鋭い指摘と、モノレール延伸計画の危うさを財政面から切り込んでいました。

青葉病院へのモノレールの延伸は、第2次5カ年計画の見直しで2年先送りにされました。こんな金食い虫の事業は、そうそうに凍結してほしいのですが、議会で明確な反対をしているのは、残念ながらネットと共産と私だけです。

質問項目は
・公共施設の指示補修
・予算編成の公開
・第2次5カ年計画の見直し
・モノレール事業
・市民参加
・区役所の機能
・保育所民営化
・児童相談所
・子育てフォーラム
・工場の緑地化
・自転車安全対策
・焼却ごみ削減
・千葉大亥鼻インキュベーションセンター
・遊休地の解消
・学校教育
・放課後子ども教室
・青少年健全育成
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2007年12月06日

代表質問1日目

今日から議会では代表質問が行われています。

代表質問は各会派の代表が、市政全般に関する質問を市長に対して行います。

市長が答えるという点が局長が答える一般質問とは違い重みのあるところです。

会派の代表でないと質問できないので、残念ながら私には機会はありません。

今日は自民、民主が行いました。

自民党は宇留間さんが質問にたったのですが、後援会の方が大挙して膨張に訪れ、議会としてはめずらしくにぎやかになりました。自民党は議員数も多くてなかなか代表質問をする機会がないでしょうから、議員にとっては晴れ舞台ということなのでしょうか。

自民党の質問内容

・第2次5カ年計画の見直し
・財政、健全化
・地方分権
・職員研修
・国民保護計画
・保育園民営化
・後期高齢者医療
・動物専門施設
・焼却ごみ削減
・工場立地と緑地
・地産地消
・千葉駅西口再開発、黒砂線
・道路整備
・下水道
・消防救急無線
・幼稚園就学援助
・学力テスト

民主党は三瓶さんが質問に立ちました。民主党は保育所の民営化問題についてプロジェクトを組み、積極的な活動を展開してます。そのため今回の代表質問も保育所問題がメインでした。市長との熱い議論は見ごたえがありました。

民主党の質問内容

・第2次5カ年計画の見直し
・財政、健全化
・公共施設
・消費生活
・男女共同参画
・被災者復興支援
・保育所の民営化
・産科救急
・自殺予防
・地球温暖化
・商店街、中心市街地振興
・きぼーる
・公園の安全
・市営住宅
・交通施策
・下水道
・消防
・青少年健全育成
・特別支援学級、障害児童支援
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2007年12月05日

公立保育所の民営化

千葉市では今年の8月に「公立保育所のあり方(案)」を公表しました。

現在60ある公立保育所の今後の在り方について全般的に方向性を示したものです。

この中には「民営化」についても言及されており、議会では最も大きな問題となっています。

この「あり方(案)」で示されている民営化とは60か所の公立保育所のうち30か所を民営化するとされています。

ちなみに民営化の期間は、10年程度かけて、毎年少しづつ民営化していくとのことです。

残された30の公立保育所うち6つを「基幹保育所」他を「連携保育所」として、新たな機能を付加し、民間保育所も含めた地域の子育て支援する機関として位置づけようとしています。

詳細についてはこちらからご覧ください。
http://www.city.chiba.jp/hokenfukushi/kodomokatei/hoiku/download/arikata.pdf

公立保育所を民営化するという動きは千葉市だけでなく全国的な動きとなっています。

他市でも次々と民営化が進んでいます。同時に民営化による様々な問題も浮き彫りになっています。

たとえば、
引き継ぎが悪く事故が多発する
栄養士が常勤せずアレルギー食を出せなくなる
障害児、病児保育を受け入れななくなる

中でも「保育の質」を考える上で欠かせないのが保育士の質なのですが、公立と民間では保育士の給与や待遇に大きな格差があるため、民間の保育師はなかなか定着せず、数年で辞めてしまうことがおおいのです。

実際、千葉市の保育士の平均年齢と平均勤続年数は、公立が40.6歳で19.1年、民間が29.9歳で5年となっています。

もちろん経験が長ければ、必ず優秀であるということにはなりません。しかし、ベテランで子育ての経験もある保育士ならば、保護者も安心して子育ての相談ができたりします。要するに若手もベテランもバランスよく配置することで保育の質を保つという面があります。

この他様々な問題点があるのですが、主にはこうした理由から、保護者の中には民営化に対して強い不安を持たれている方が大勢います。

特に千葉市は他市と比べても高いレベルの保育が実践されてきました。
(もちろん民間のレベルが低いということはありません。努力して公立よりも優れたところもあるでしょう)
これまでよい保育を提供してきただけに、保護者の不安はより一層強いといえます。

では、そもそもなぜ今、民営化という話がでてきたのか説明します。

この「あり方(案)」では、延長、一時、休日保育など保育サービスのニーズが多様化しているため、それに対応するために民営化をするということが書かれています。

実際、現在の公立と民間保育所とでは、この面については民間のほうが進んでいます。

また、待機児童の解消のため効率的に運営する必要があるとも書かれています。

しかし、もっと現実的な理由があります。それは「財政」問題です。

千葉市が巨額の市債を抱えていることはご存知かと思います。

そして、いま公立保育所は開設からかなり時期がたっており、これから大部分の保育所を改修していく必要があります。

この改修をするさい、市が改修した場合には全額を市が負担、民間が改修した場合には、民間と国と市で負担となり、その差はモデルケースでは、市の負担分で2億1千4百万円もの差がでるということです。(この数字については多少疑問がある)

加えて運営費も安くなります。なぜなら保育所の経費の85%が人件費だからです。
つまり民営化して保育士の給与が低くなれば運営経費も抑えられます。

以上の理由で市としては民営化を推進したいのです。


私個人の立場は、選挙のときも「民間の活力を利用する」ことを訴えていたので、なにがなんでも民営化に反対する立場にはありません。

しかし「あり方(案)」を見て、さらに当局の意見を聞いた中では、とても現状で民営化には賛成できません。

理由は主に2つです。

1つは、保護者、保育士など関係者と議論をして提出された案ではないこと
2つに、保育の質(特に人材面)で現在の水準を維持できるのか担保されてない

1についてはこれから当局は積極的に行うということなので、しっかりとチェックしていきたいと思います。しかし2については現状で全く具体的な提案がなされていません。

いずれにしろ詰められていない議論、課題が多く残ってますので、早急に民営化の結論をだすことがないように、今後も当局に意見を言っていきます。
posted by 鈴木友音 at 15:52| Comment(4) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年12月04日

保健下水委員会

本日は保健下水委員会が行われました。

保健下水は福祉全般について審議するので、審議する議案などの件数も一番多いです。

ちなみに今回は議案3本、発議2本、請願2本、陳情4本の計11本を一日で集中的に審議しました。

そんな数を1日で審議できるのかという気もしますが、委員が各自で事前に勉強しており、その中から必要と思われる当局に対する質問や意見を述べて採決をとるという流れなので問題はないです。

何が問題なのかというポイントを各委員ともわかっているので、それについて集中して議論している感じを受けます。

問題の認識については、正直、共産から自民までそんなに大きな隔たりがあるとは思わないのですが、実際の可否については、さまざまな論理があって各会派ばらばらです。

今回の委員会における一例をあげますと、『「公立保育所のあり方(案)」について慎重にするよう求める陳情書』という陳情がありました。

いま千葉市では、公立保育所60カ所のうち30か所を民営化したいという提案が行政から出されています。

(保育所の民営化の議論については長くなるので、また、後日あらためて記載します。)

保育所の民営化には、全国でも様々な問題が報告されており、かなり慎重に進める必要があります。

しかし、保護者や関係者とのしっかりとした議論・意見を聴く前に、こうした提案が出されたために、保護者の間では不安が広がり「慎重に進めてください」という陳情が出されたわけです。

私自身も市の民営化案にはいくつか問題点もあると思っているため、その陳情はもっともだと思い採択に賛成しました。

しかし、一部の会派では、「慎重に進めるのは当たり前で、こうした当たり前のことに対していちいち陳情を出されては困る」ということで採択に反対(不採択)しました。

これまで議会では、「陳情というのは現状で満たされていない課題について、行政にしっかりと対応してほしいという議会の意思を示すもの」という考えが一般的のようです。

したがって「慎重に議論してほしい」という当然にやっていることについての陳情を採択すれば、なんでもかんでも陳情が濫立してしまいよくないということです。

一応申し上げますが、この会派の判断を批判しているわけではありません。そういう考え方、判断基準もあるんだなと勉強になりました。

個人的にはあまりこれまでの慣例にとらわれず採決に臨みたいと思います。
posted by 鈴木友音 at 16:36| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年12月03日

議案質疑

現在、第4回定例議会が開催されています。

本日は議案質疑で私も質問を行いました。

議案質疑というのは、定例会に提出される執行部(行政側)からの議案に対して、質問を行い、議会の中で議案それぞれの必要性や問題点について明らかにしていく作業です。

定例会に議案が上程されたのが6日でその後2日間で議案の研究を行います。そして本日10日に質疑を行います。

議案研究から質疑まで数日間しかなく、しっかりとした質問を行うのはなかなかたいへんです。

そのせいか、共産、ネット、他1会派の3会派しか質疑を行わないことがほとんどです。


議会の活性化のためにもうすこし日数をとってもらいたいものです。

私自身も、過去2回の定例会で準備が追いつかずできなかったのですが、ようやく今回から質疑を行うことができました。

私は、中小企業金融対策費の補正、硫酸ピッチの生成を規制する条例、揮発性有機化合物の排出の削減を促進する条例の3つの議案に対して質問をしました。
実際には議案はもっとたくさんあります。(下を参考)
http://www.city.chiba.jp/shigikai/gian19-4.html

この中でもとくに中小企業金融対策について、多くの時間を割きました。

中小企業金融対策というのは、中小企業資金融資制度のことなのですが、この制度はあまり体力がない中小企業に対して金融機関が融資しやすいように、金利の一部を市が援助したり、また貸し倒れが起きた場合には一部を市が補填するという制度です。

融資というと、それなりきちんとした貸付を行えば、金利手数料などで利益が出るのですが、残念ながら利益はすべて金融機関がもっていってしまいます。

制度だけでみると金利の援助額(利子補給額)と損失補てんをあわせると年間3億円以上市からの持ち出しがあるのに、金利収益など千葉市への実入りはまったくないという、なんとも不可思議な制度です。

ただ実際には、融資によって企業の経営が改善されたり、利益が伸びることで法人税収入が増えるわけですから、一概に損するというものではありません。

私が質問した内容は、このような制度であるために景気がよくなって貸し出しが増えれば増えるほど、貸し倒れの件数が増え、市の負担が大きくなることが明らかなので、可能な限り貸し倒れを抑える仕組みが必要ではないかという点です。

もう少し詳しく説明すると、この制度では毎年、融資残高の約0.3%が千葉市の損失補てん額になっているという現状があります。なので、融資件数が増えると融資残高が増える。融資残高が増えると損失補てん額が増えるというわけです。

もちろん貸し倒れがおきないように市としても努力しているわけですが、細かい点では、もっと努力できる部分があるので、きちんとした仕組みを作ってほしいということを申し上げました。
posted by 鈴木友音 at 23:21| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする